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清水建設ブルーシャークス、2018-2019トップイーストディビジョン1にて優勝! 「勝つこと」が答えの意味

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2018年も年の瀬が迫ってきました。

いよいよラグビーシーズンが本格化
してくる冬の時期です。

そんな中、公式戦第9節に勝利しな
くては、所属する清水建設ブルー
シャークスの今シーズンは終了す
る大事な試合が11月24日土曜日
に行われました。

天王山のトップイーストディビ
ジョン1の優勝を決める全勝対決、
ヤクルトレビンズとの試合は、
48対19で勝利を収めることが
できました!

目標のトップチャレンジへの
昇格への挑戦権を得るところま
で、まずは無事にやってくるこ
とができました。

結果が全ての世界に生きている

スポーツ現場でチームに所属して
いると、つくづく感じるのが、
「結果を出すことこそが求められ
ている」という残酷なまでのシン
プルな真実。

結果の如何に関わらず、一生懸命
グラウンドでプレイをする選手へ
のリスペクトは変わりません。

しかし、例えば今日のゲームで
敗戦し、8勝1敗の第二位で今季を
終了していたとしたら。

勝利を収め、トップキュウシュウ、
トップウエストの優勝チームと
の次ステージ、勝ち進めば入れ替
え戦へと進める、今の状況や評価
とは天と地ほどの差だったでしょう。

浅い眠りで何度も目が覚めてしまう
夜を過ごして向かった、対ヤクルト
戦。

長い長い1日を終えて、電車で家路
に向かう感情は、嬉しさや興奮では
なく、ただただ安堵という気持ちに
包まれていました。

 

つい1年ほど前、所属していた近鉄
ライナーズが自動降格してしまった
NTTドコモとの試合の、苦い苦い
思いはまだリアルに胸の中に残って
いますしね…

こちらの記事もお読み下さい
自動降格

 

社会人スポーツに携わらせていた
だき、早いもので5年目を迎えま
した。

所属するスポーツやレベル、組織の
文化や方針。

一口に企業スポーツと言っても、
本当にチームによってその姿勢や
在り方は大きく違います。

戸惑うことも多いですが、何とか
そのチームに必要なパーツになれる
ように適応していけるよう試行錯誤
をしているつもりです。

そんな、大きく変わる環境の中で
も、決して変わらない普遍的な事
実。

それが「勝つこと」だけが報われる
結果であり、専門家としてチーム
スポーツに雇用されているのであれ
ば、勝利を追求しないといけない、
ということなんです。

 

勝利の相関関係も因果関係も語るな

[box class=”glay_box” title=”匿名コメントにありがちなご意見”]

…いや、それは極論でしょ?そもそもあなたの専門はコンディショニングやトレーニング。

どれだけチームが勝利という結果を出したとしても、トレーニングの成果が上がっていなければ、あなたという商品としては失格では?

[/box]

 

[box class=”red_box” title=”専門性を持ちつつ現場どっぷりの経験がない方にあるご意見”]

その道の専門家としてチームに雇用されているのだから、勝利という結果でその分野の評価が変化するのはおかしい。

チーム戦力が明らかに劣っていて、勝つことが難しいチーム状況。その中で私の専門分野であるトレーニングにおいて明らかな成果を上げているのであれば、正しく評価されるべきだ。

そもそもチームが勝てなかった原因が自分の担当分野であるような口ぶりで「勝つことが全て」というのは、欺瞞だろう。

[/box]

…こんな思いの人もたくさんいらっ
しゃるだろうことは、常々承知して
います。

このテーマで語るときには、私自身
の主張も、SNS上などで異論を唱え
る方のおっしゃることもほぼ同じで
すしね。

こういった論調は全て正しいです。

そのかわり、「あなたが今後一度も
チームスポーツにプロフェッショナ
としてどっぷり関わらなければ」
いう条件付きで、ですが。

私のようなストレングス&コンデ
ィショニングの専門家でも、アス
レティックトレーナーであっても。

もし上記のような感覚を、何の疑
問も
持たずに感じているとしたら、
現場
未経験者でしょう。

 

自分の専門性で存分に成果を出す。

…難しいことですし、今年の自分が
どれほどそれを為しているか、は
胸を張って語れるようなものではあ
りませんが、至極当然のことです。

常にそのことは頭から離さずに、
「どうすれば自分の専門性をチー
に、選手に還元できるか」は
考え続けて仕事をするべき。

…そのうえで。

理不尽でも不条理でも、「チーム
して出た結果に対しては責任を
持つ
という感覚」が絶対に必要
なんです。

その覚悟がなければ、とてもではな
いけれど、長くアスリートスポーツ
の現場に立ち続けることはできない
でしょう。

私を雇ってくれたからといって、
選手たちをより強く、より動ける
ようにしてほしい、という具体的な
リクエストがあったからといって。

その先にある目的は、
「勝つために」です。

勝たなきゃだめなんです。ひとたび
アスリートスポーツの世界に従事
たのであれば。

勝つことが正解なんです。

 

勝つことにこだわればブレなくなる

勝ったとしても課題もあるし反省も
しなくてはいけません。

でも勝つことで初めて報われること
って驚くほどたくさんあります。

逆説的に言えば、勝たないで得られ
るものは、勝ったときと比べると
本当にわずかです。

千葉ロッテ時代、2005年の30年ぶ
りの日本一の年、勢いのあるチーム
の雰囲気をスタッフとして経験する
ことができました。

勝つことがどれだけ素晴らしく、
充実感を得られるかを、細胞レベル
で味わい尽くすことができました。

2009年は開幕前から、そのシー
ズン限りで監督の解任が明らかに
なるという異常な状況。

ぎくしゃくと悪いサイクルにハマっ
ていく組織の中で、結果が出ない
ことの苦しさを、嫌というほど味わ
いました。

選手としても、スタッフとしても
勝つことよりも負けることの多い
経験を積んできた私だからこそ、
強く思うこと。

専門性の高い商品として、チームの
歯車の一つになり「勝つこと」に
貢献する。

そこを決して忘れずに、徹底して
考えていれば現場で自分の軸がブレ
ることはないんですよね。

迷うことも落ち込むことも未だに
多くあります。

勝つこと=正解ではないし、自分
の仕事が良くできたわけでもない
ですから。

不条理だし自分の力だけではどう
にもならないけれど、真剣にスポ
ーツ現場という戦場に立っている
覚悟をもっている限り。

勝つことにこだわり抜きたい
思っています。

トップチャレンジ昇格へ!

12月に入り、トップウエストと
トップキュウシュウの優勝チーム
と2試合行い、1位、2位の成績を
収めれば、トップチャレンジ8チ
ームの7位、最下位チームとの入
替え戦にチャレンジできます。

トップチャレンジリーグの首位を
現在走っているのは、去年まで
所属していた近鉄ライナーズ。

最短1年でトップリーグへの返り
咲きを目指しているところです。

古巣の奮起に刺激を受けつつ、
今かつてのチームメイトがいる
リーグに上がること。

千載一遇のこのチャンスを逃さず
に、
清水建設ブルーシャークスの
スタッ
フとして、トップチャレン
ジ昇格へ
最大限の力をだしていき
ます。

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。
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