プロ野球は12月に入り正式にオフ
シーズンに突入。

2018年も関わってきた多くの選手
が引退をし、親しいチームスタッ
フが担当していたチームを去り
した。

長らくメインで担当していた野球
というスポーツから離れて生活を
していると、自分がどっぷりとそ
の世界にいた頃が、遠い昔の話の
ように感じられます。

しかし毎年毎年一定数の入れ替わ
りがあり、有限の時間をアスリー
トたちやそのスタッフは過ごして
いるんですよね。

新陳代謝を繰り返しチームは入れ
替わっていく。

その質がチームの成長に大きく影
響を与えていくわけです。

 

ありがたいことに私が所属する
社会人ラグビーチームである、
清水建設ブルーシャークス。

3地域チャレンジでも連勝を飾
り、年明け2019年1月5日の
トップチャレンジリーグチーム
との入れ替え戦に出場すること
が確定しました!

この充実したシーズンを年明けま
で継続できるわけです。

 

…とはいえ、私自身も来シーズン
に向けて、いろいろと考えなくて
はいけない時期。

過去にUPしたブログを基に、フリ
ーランスという視点から、スポー
ツ現場で働くことを改めて考えて
みます。

チームスタッフこそ選手よりもシビアに

特に長い時間、同じチームに携わっ
てくると自然と「半分プロで半分
チーム職員や社員」のような感覚に
なりがちです。

この感覚が出てきたら、単年契約
で働くスタッフは要注意です。

1年1年という感覚が麻痺してき
た証拠ですから。

チーム在籍中もやろうと思えば仕事
は際限なくあります。

むろん報酬をいただいて仕事を行っ
ているわけですから、求められるも
の以上のものを提供していくのは当
然。

それでも忙しさに忙殺されるような
「使われる」働き方をしていては、
いざチームから契約更新なし!と伝
えられた際に、うまく次のステージ
へ移行することが出来ません。

きちんと求められているものを100
%以上の成果で出しながら「自分で
しかできない業務」を優先的に、本
質的なものを見極めて働いていく
必要がありますよね。

そして、仕事容量というキャパシテ
ィの中で20%程度は「空き容量」
を確保し、自分自身の働き方やキャ
リアについて考える時間を確保する
こと。

この意識が非常に大切です。

S&C専門職や、アスレティックトレ
ーナー、柔道整復師や鍼灸師のよう
なCo-medical、二か国語・三か国
語を操る通訳など。

専門能力を持っているはずのスタッ
フのはずですが「需要と供給」がア
ンバランスな業種であることもあっ
てか、チーム所属の後、更に魅力的
な働き方をしている方の絶対数が少
ない。

そんな印象が私にはあります。

自分自身への危機意識もあり、この
傾向が変わっていかないと、思い切
り現場で活躍できる人材は増えてい
かないと思っているんです。

 

社会やチームに期待してはいけない

現状の日本のプロスポーツ界は、正
直全く成熟されたものではないです
よね。

尊敬する株式会社ユーフォリア代表
の橋口さんからも、

「アスリートスポーツの現場では
選手と同様かそれ以上にチームス
タッフのプレッシャーもものすご
いはず。

しかしその部分を理解しサポートし
てくれる人はいないわけですよね」

というお言葉をいただきましたが、
全くその通りだと思います。

 

組織側に関して、個別にどこが良く
ない!というようなレベルの話を
しているのではありません。

しかし、どのスポーツのどのチーム
も、チームスタッフが必要で大切だ
ろうとは認識されているものの、

「S&Cってこういった定義のなかで
こそチームにとってフィットする
はず」、

「うちのチームではトレーナーっ
て明確にこういった能力を求める」

といったリテラシーを持ち、重要性
を理解して「効果的に投資」してい
る組織はほぼないといっても過言で
はないでしょう。

私自身も内心、さまざまな面で思う
ところがたくさんあります。

しかし、それを恨んだり嘆いても仕
方がありません。

選手をサポートする業務を夢見て燃
えていた学生時代のような純粋な気
持ちを忘れずに、充実した仕事をし
ていくためには、冷たいようですが
社会やチームに期待しても駄目。

全力疾走のように「見せて」、ター
ンや減速が出来るコントロールされ
た最大スピードで走る。

フットボールを抱えた状態での
スプリントのようなイメージが
大事なんです。

武器を拾いながら、きちんと「ロ
マンとそろばん」のバランスを模索
していく。

失望や「燃え尽き症候群」のような
状態で、結果的に「使い捨て人材」
の一人にならないように、自分で考
え抜く。

そして、誰のせいにもしないで
「自立の前に絶対的な自律」をし
ていくこと。

こんな意識を持ち続けていく、
自分なりの哲学やリテラシーを
高めていく必要があると思います。

———————————-

私自身の今シーズンの一区切りま
で、あともう少し。

チームにとってプラスとなる酵素
のような働きをしていきつつ、
2019年も現場に関わるスタッフ
に役立つ情報発信も、継続していき
ます。

一人でも多くの仲間達が、気づきや
一歩を踏み出すきっかけ作り役立て
るように、マイペースでやっていき
ますね!

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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