スポーツ現場に携わり18年目。
人の数だけ本当にいろいろな性格や
特徴があるもんだなぁ。
感心しつつ半ば呆れながら、そんな
風に感じています。
多種多様な人の数の分だけ、一人
ひとりの「やる気スイッチ」が
違うのは当然。
今日は行動心理学の観点から、
モチベーション特性について紹介し
ていきましょう。
人間の思考行動傾向は大きく4タイプ
人間の思考行動の傾向は、大きく
4つのタイプに分けられるそう。
タイプ別のコミュニケーション
を心がけると効果的です。
ちょっとしたひと言でやる気を
引き出すことも可能ですので、
ぜひ参考にしてください。
[aside type=”boader”]①アタックタイプ(達成支配型)
自分の力で成功を収めたいタイプ。
・明確な目標を設定し達成できた時にほめる。
・ライバルを設ける。
わかりやすいタイプですが、イメージが湧くモデルはサッカーの本田圭佑選手のようなタイプ。
[/aside] [aside type=”boader”]②シンキングタイプ(論理探究型)知識や経験を身につけて物事を究明したいタイプ。
・物事の背景を説明する。
・失敗を指摘しない。
セミナーを受講した際、私ははこのタイプに分類されていました。専門職には多いタイプかも知れません。
[/aside]
[aside type=”boader”]③クリエイトタイプ(審美創造型)
平凡を好まず、自分の発想をもとに判断や行動をしたいタイプ。
・創意工夫をほめる。
・堅苦しい枠を設けない。
話に聞く幼少期のイチロー選手などはこのタイプかも。既成概念に捉われずに自分のスタイルを構築していく、というのはアート系の才能を持つ人には多いでしょう。
[/aside]
[aside type=”boader”]④レシーブタイプ(貢献奉仕型)
協調性があり人の役に立つことを望むタイプ。
・チーム貢献への励ましや感謝の気持ちを伝える。
・孤立させない。
サッカー日本代表のキャプテンを長らく務めた長谷部誠選手などは、こういった気質なのでしょう。
[/aside]
たとえ同じスポーツであっても全
くタイプが違うのがわかりますよ
ね。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2019/02/yes-941500_640.jpg?resize=232%2C300&ssl=1)
コミュニケーションを円滑に行うには
クライアントのモチベーションを引
き出すコミュニケーションのポイン
ト。
それは、相手のことをよく理解し
て対応することです。
そのために「相手のホンネを聞く
ための時間と場所」を設けること
が重要。
トレーナーや専門家が「話を聞く」
モードに気持ちを切り替え、一人ひ
とりのクライアントや選手と、しっ
かりとした関係をつくることが大切
です。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2019/02/office-730681_640.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
短くてもいいので個人面談しよう
現在所属するチームでも、10分程度
ながら個人面談を、他の選手がいな
い応接室を使って実施しています。
相手からすると10分ですが、私か
らすると43人x10分なので相当
な労力。
チームからの要望もあり、最初の
4ヶ月は1ヶ月1回のペースで行っ
ています。
正直、これだけの頻度でやると他
業務に影響が出る可能性もあり、
負担も大きいため、もう少し間隔
をあけて実施してもいいでしょう。
しかし、日々意識しておかないと
選手一人一人とじっくり話す機会
って1年通しても、なかなかない
もの。
ざっくりと相手が4タイプのうち、
どの傾向にあるのかをチェック。
そのうえで、短くてもいいので
1対1で話す機会を設けましょう。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2019/02/barack-obama-1159790_640.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
まとめ
ポイントをおさえて個人で話す
ことによって、信頼関係を築く
ことができますよね。
信頼関係ができれば、活発な意
見交換のできる生産性の高い
チームの雰囲気を作ることが
できるはず。
ぜひ参考にしてみて下さい!
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YUJI HIROTA
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