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ウエイトトレーニングで知っておきたいグリップやアイテムのこと

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私が本格的にウエイトトレーニング
を始めて25年ほどが経過。

持病の右膝によって、以前ほど自分
を追い込むトレーニングはできませ
んが、筋力トレーニングをするうえ
で役立つちょっとした技術ってたく
さんあるもの。

今回はその中でも、重量物の握り方
に関して紹介したいと思います。

プル系動作でオススメのサムレスグリップ

筋力トレーニングに慣れてきた
ら、覚えておいて損のない握り
方が「サムレスグリップ」です。

名前の通り、バーやダンベルに
親指を引っ掛けずに4本の指に
そのまま添える握り方。

初級者以上はサムレスグリップを覚えよう

サムレスグリップの使い分けを教え
てくださったのは、日大鶴ヶ丘高
校野球部時代、オフ期に派遣で来
てくれていたトレーナー(今でい
うストレングス&コンディショニ
ングコーチ)の小坂井さんという
方だったと記憶しています。

ダンベルワンハンドローやロウ
ロー、ラットプルダウンなど。

代表的なプル種目の際、私は無意
識にサムレスグリップで行ってい
ます。

前腕に極力負担をかけずに「フッ
クにダンベルをひっかけている
ような感覚で」引き込めるのです。

初心者や初級者ほど負荷となる
バーベルやダンベルを「手首を
使って巻き込み」がち。

ベンチプレスなども早めにサムレ
スグリップに慣らしていけば、
自体重チャレンジの前に多くの男
性が陥る手首痛のリスクを回避
ることができます。

ただし、手首を使うことでウエイト
を落としてしまうリスクがあるの
で、安全面には気を付けて早めに
サムレスグリップを導入していけ
ればいいと思います。

 

同じ効果を感じるケトルベル

感覚的なものですが、末端に負担
をかけずに負荷を持つ、という点
からするとショルダープレスや
ターキッシュゲットアップのフィ
ニッシュでオーバーヘッド動作を
行う際の指の使い方。

ケトルベルを使用した際の
「親指をひっかける」感覚。

これもサムレスグリップ同様に、
直に効かせたい筋肉へ刺激を与え
ることができる気がします。

補助アイテムの効果と弊害

サムレスグリップやケトルベル。

同様の効果を見込めるものに、
リストストラップなどがあり
ますよね。

中級者以上で気をつけたいのが、
トレーニングの目的によっては
握力を極力使わずに鍛えること
がマイナスになることもある
いうこと。

ラグビー選手のフォワードなど
にとっては、力発揮には必ずと
いっていいほど、「把持力」が
関わるもの。

 

高重量や高回数のウエイト種目
であっても、彼らには必ず自分
の握力のみでウエイトトレーニ
ングを実施するように、指導
ています。

ウエイトトレーニングで、い
つもリストストラップやパワー
リストといった補助アイテムを
使うことは、最大重量でもない
のにいつもウエイトベルトを使
わないと腰痛が出てしまう選手
と同じようなもの。

道具の助けを使わないと、クリ
アできない重量を持っても、
パフォーマンスアップにはつな
がりませんよね。

目的によって、グリップの選択
やアイテムの利用は変わってく
わけです。

まとめ

リストストラップとは逆に、握力
へのストレスを狙ったファットグ
リップなど、グリッピングのスタ
イルや太さを調節。

狙った目的に対する適切な手段
して、より効果的にトレーニ
ング
していく工夫は大切。

負担のかからない握り方や、自分
の目的に応じたアイテムの活用を
工夫していきましょう。

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。
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YUJI HIROTA
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