特に野球選手へのトレーニング指導
において、私が大好きなS&Cコーチ
の一人がエリック・クレーシー。

彼が提唱している方法で私が最近、
野球選手への指導する際に改めて
いいなぁと思うアプローチに
ついてシェアしましょう。

 

肩種目の指導するのに効果的なアプローチを考える

野球選手に肩周りのエクササイズ
を指導するとき、90%以上が筋力
そのものをあげるアプローチでは
なく、機能的動作を引き出したい
ときだと思います。

どんなアプローチが、コーチング
の際に有効なのでしょうか。

 

選手の学習スタイルに合わせる

どんなアスリートでも、よりピン
とくる学習スタイルがあるもの。

個別性のある学習スタイルは、
主に3つのタイプに分類されます。

それが
1.視覚優位なタイプ
2.聴覚優位なタイプ
3.運動感覚優位タイプ
です。

この考え方は、
コーチング上達には声かけが重要!キューイングはトレーナーの大切な技術だ
にも紹介しています。

視覚優位型は、エクササイズの
デモを見てすぐに実行すること
ができることが多いでしょう。

聴覚優位タイプは、的確なキュ
ーイングを聞くことで、望む
運動やポジションを実行して
くれる可能性は高まります。

運動感覚優位タイプは、その
ポジションに実際におかれて、
それがどのように感じるかを
理解してから実行するのが
最良だと言われています。

エリック・クレーシー提唱アプローチとは

コーチングのセオリー通りで
も、もちろん効果はより上が
るのですが。

「肩周りの指導を行う際には、
例え視覚や聴覚優位タイプで
あっても、運動感覚的なアプ
ローチが最も効果的である」

肩への戦略に関してエリック・
クレーシーは自身のブログの
中でこう述べているんです。

クライアントを実際に望むポ
ジションにする、というのが
肩甲骨の位置に関して彼らを
指導する際、最も素早く容易
に行えるであろうと主張。

その理由を2つ挙げています。

理由1

肩甲骨は、殆どの人にとって
馴染みがない特有の動き
(特に上方・下方回旋、前・
後傾)をもつ特有の骨である
ため、聴覚優位タイプで
あっても理解しづらいから。

確かにこちらが目的としている
動きづくりのための合理的な
手段として、ある種目を選択。

その動きを指導しても、特に
下方回旋の動きなどは、これ
までに意識して行ったことが
ない選手にとっては、非常に
難しいんですよね。

 

理由2

肩甲骨周りのドリルを行う際
に、実際の肩甲骨の微妙な動
きを見せるのは衣服の上から
では難しいため、視覚優位タ
イプに伝わりづらいから。

この理由に関しては、非常に
納得がいく気がします。

私が肩周りの指導を細かく
行うのは、野球選手が大半で
あり、その選手の殆どが
男性です。

自分でデモを見せるときにも
すぐに上半身裸になっちゃい
ますし、選手にもTシャツを
脱がせることが多いです。

しかし公共の施設であったり、
相手が異性の場合にこのアプ
ローチはできませんから、
まずは運動感覚的なアプロー
チで誘導するのが、合理的
ですよね。

 

肩では運動感覚的アプローチメインで行おう

とにかくこちらが望むポジ
ションに肩甲骨を誘導し、
クライアント本人にその位置を
キープしてもらう。

まずその感覚を体験してもらう
こと。

これがエリック・クレーシー
オススメ肩トレアプローチ
です。

この考えを読んでから私自身、
肩周りのエクササイズ指導の
アプローチにはほぼ運動感覚
的アプローチのみ活用してい
ます。

あくまでも感覚的なものですが、
以前よりもクライアントの理解
が速まっています。

この感覚へのフィードバックと
して、次の段階で動画や画像な
どを用いる。

そこで実際にどういった動きに
なり、どんなアライメントに
なっているかを確認させる。

段階だてたこのアプローチが、
今現在のベストウェイのような
気がしています。

まとめ

・運動指導の際に大まかに3つ
のタイプに分けて考えると、
指導の質が上がる

・肩種目の指導は動きを学習さ
せる目的であることが多い。

・肩の動かし方は経験が少なく、
再現性が難しいので、運動感覚
的なアプローチで入ったほうが
スムーズ

・ある程度習得した段階から、
選手のタイプに合わせたフィード
バック方法を組み合わせていくの
が現実的

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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