2018年も2月に入り、プロ野球のキャンプも本格化しています。私も単発で社会人野球チームにコンディショニング指導に行かせてもらっていますが、ブルペンでの投球を間近で見ていて感じる事があります。

それが投手の球質の癖というか特徴は十人十色だなぁということ。この自分の球質の特徴を十分に理解するというのは、投手にとって技術同様大事なことですよね。

2年前に受けた「勝てる球質の新常識」で学んだこと

もう2年近く前になりますが、平日夜19‐21時という都内でないとなかなかチャレンジ出来ない時間帯の参加したセミナーは、ウインゲート主催の「勝てる球質の新常識」という興味深いトピックでした。

・腕の振り方によって投げやすい球種がある 

→ 腕の振りと「球種の軸」はライン上にくる 

→ 打者は無意識にそのライン上にくるボールを想定している 

→ 球種の軸から外れたボールは錯視を誘いやすい 

→ フォームに特徴がある投手は、その球種の軸自体が打者の錯視を誘っている部分が大きい(サイドスローやアンダスローなど) 

→ 障害予防の観点とは別として、画一的な投球フォームの指導は打者有利になっていく可能性高い

バイオメカニクス的な見地から、多くの野球選手のフォーム解析や球の回転などの研究をされている国学院大学の神事先生の知見。上記の例など、現場で指導に当たっている技術コーチなどにも多く聞いてもらいたい、示唆に富んだ内容でした。

例えば投球時の指の使い方。バイオメカニクスとしては、指屈曲要素は入っておらず体幹部や腕からの発揮された力に耐えながら、ボールを”かける”イメージが大切だという話。

S&C専門家としての置き換えとしても、基礎筋力構築の次段階としてのトレーニング指導のヒントをもらうことが出来ました。

動きをみてトレーニングやコンディショニング指導を行う自分にとっては、バイオメカニクスをより深く知ることが必要だと思っています。難解で敬遠しがちではあるのですが、多くのヒントや示唆を得ることができて、今後ぜひ学んでいきます。

選手に対するコンディショニング指導の際も、方法論や感覚だけでなく動作力学や動作解析からの見地も織り交ぜることで理解しやすく、説得力のあるものになるはず。

年々、わからないことは増えていく一方。それを絶望・不安するのではなく「やっぱり知らないことって増えていくなぁ~。だから楽しいんだよね」と思って成長していければいいですよね。

 

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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