大きな声と身振り手振りで実力x1.25倍の法則




コンディショニングコーチとして
プロ野球選手や社会人ラグビー
選手など、アスリートを500人以
上指導してきた弘田雄士です。

スポーツ現場でのトレーニング
指導では、細かな技術というも
のもいくつか存在します。

今回はその中の代表格である
「大きな声と身振り手振り」
という話を紹介しましょう。

あなたの声が小さい3つの理由

知ったかぶりに聞こえるかも
しれませんが、30代前後で
トレーニング指導をメインで
行っているトレーナー業の方。

あなたの声は小さいです!

見もしないのになぜ言い切れる
のか。

その理由を説明していきますね。

【理由1.】屋外では声は聞こえづらい

まず第一に屋外では声は聞こ
えづらいからです。

近くを通る車や鳥の鳴く声、
選手同士の会話。

そしてもう一つ盲点は自分が
声を出す方向が限定される
と。

スピーカーでもない限り自分
の声は一定の方向にのみ聞こ
えるので、グラウンド全体に
広がっている全選手が指示を
聞き取ることは困難。

およそ室内で届く声の75%
程度と考えておきましょう。

【理由2.】選手は話を聞いていない

以前のブログ(バイアスを自覚
せよ!トレーニング指導の技術を
向上させる考え方)
で書きました
が、選手は基本話を聞いてい
ません。

グラウンドでのS&C担当から
の指示はたいがい苦しいこと、
つらいことが多いのでなおさら
なんです…

こちらはおよそ我々が予想して
いる想像の50%ぐらいしか聞い
ていないと思っておくべきです。

【理由3.】思っているほど声が出ていない

特にキャリアが浅いトレーニング
指導者ほど、自分が思っている
ほど声が出ていません。

不安や自信のなさが出てしまう
んですよね。

自分が出していると思っている
声の75%程度のイメージでしょう。

さて、私がイメージであげた3点を
全て考慮すると…

必要な声100として
100x0.75(届く声)x0.5(選手の聞く気)x0.75(実際出している声)=28~

下手すると必要な声量の25~30%
程度ということになります。

これでは仕事になりませんよね?

大きな声と身振り手振りを使おう

では現実的に「グラウンドで声が
小さい」問題の解決策を考えてい
きましょう。

それが私が若手トレーナーへのコ
ンサルティングや相談にのる際、
勝手に名づけている法則の活用で
す。

【弘田提唱のいいかげんな法則】 大きな(声+身振り手振り)=実力x1.25

【対策1】1.25倍の声を出す

今出している声の1.25倍の声量を
出しましょう。

これがまず大前提です。

【対策2】身振り手振りx1.5倍

残念ながら、声量には限界がありま
す。

声の力をカバーするために、大きな
身振り手振り、ゼスチャーを加え
しょう。

特にチーム内に外国人選手がいる場
合、言葉だけで伝えるのは限界があ
ります。

極端な話、ゼスチャーだけで何とな
く「どうするのか、何が注意点か」
はわかるぐらいにしてあげましょう。

【対策3】話す→デモ→話してデモ

もともと選手の聞く意識は低いわけ
なので、丁寧に1回伝えたとしても
伝わりません。

当たり前の1セット
ざっくり説明する!→デモを見せる!→説明しつつデモをする!!

このパターンを基本の1セットとして
いきましょう。

すぐに取り入れてみよう

今回の記事の内容、いかがでした
か?

「自分の実力以上にできるように
見せるなんて本末転倒。自分は
そんな小手先のテクニックじゃ
なく、本当の実力を身につけたい
んだ…」

あなたがそんな感想を持ったとし
たら、現場に立つトレーニング
指導者として食べていくには向き
ません。

ある意味、欺瞞だと思います。

目の前にいる選手は「本当にこの
人の言う通りやったらプラスにな
るだろうか?」と不安を抱えてい
るのが普通。

選手だけでなく、コーチや保護者
も同様です。

つまらない自分のこだわりのため
に、心がけ1つで簡単に向上できる
技術を身につけられない人は、
プロフェッショナルな人材には
なれないです。

自分に対して安心感を持ってもら
い信用を得る。

当たり前のことですからね。

ぜひお伝えした内容を頭に入れて
指導してみて下さい。

今までよりも1.25倍は堂々として
「できる」風に見えるはずですよ!

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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