ストレングス&コンディショニング(S&C)というのが私の専門分野。トレーニングを通してどれぐらい向上がみられたのか、というのは絶対避けられない確認作業です。

シーズンを通してどの時期にどういったテストを行うのか、というスケジューリングはなかなか頭の痛い調整なんですよね~。

どんな項目をテストしているのか

現在所属するラグビーチームで定期的に測定している項目は
1.スクワット 2.パワークリーン 3.ベンチプレス 4.チンアップ(プルアップでもOK)5.RSI 6.20Mスプリント 7.Yo-Yo recovery test です。

結果的にものすごくシンプルな並びになっています。やはり「過去から継続して行っている種目」に関しては、よほど大きな理由がない限り実施をやめることはしないし、できないなぁ…と考えています。

数値化する際には比較材料が必須ですし、選手側のモチベーションも維持しやすい。どんな項目でテストを行ったとしても、「テスト種目そのものの数値をあげる」という目的で行っては本末転倒ですが、一定時期における目安としてテストは必要です。

完璧にマニュアル化された手順を作っておくのがベストですが、そういったチームは珍しいでしょう。特にスクワットの深さやチンアップの成功基準などは問題になりやすいので、きちんと定義づけをしておくべき。

現在私が所属しているチームでも、スクワットのケースでいえばお尻が膝の高さと平行になるまで、と決めてしまっています。S&C専門家として相対的な特徴(太もも部分が長い人など)によって、この定義では不利になる選手がいることは重々承知。

それでもテストを行う以上、一定の基準を設けること。これをしないと継続的にテストを行ったとしても、その結果の信頼性は低くなってしまいますよね。

チームスポーツを担当してテストを行う場合、この辺りの割り切りは必要です。

 

 

インシーズン中は特に実施タイミングが難しい

テスト実施のタイミングを決めること。プレシーズンではとても簡単な作業です。

…というか、S&C担当としてはこのタイミングをまず決めたうえで逆算してプログラムを作っていく部分もありますから、まずテスト日程を決めなくてはいけません。

監督や技術コーチも、プレシーズンにはこういったフィジカル要素の向上がより優先させるという意識が強いため、協力的です。

シーズンが始まるタイミングで既にいつ、どんなタイミングで各テストを実施予定なのかを選手に伝える。このことは自覚と緊張感を持って選手にトレーニングを継続させるためにも大事ですしね。

それに比べて難しいのがインシーズン中のテストのタイミング。公式戦へ集中するべきこの時期、コーチ陣の興味も選手のモチベーションもシーズン前とは比べものにならないくらい低いのが正直なところ。

出来ることなら避けたいですが、年間を通して一定の間隔で3回ほどはとっておきたいのがS&C担当としての本音ですよね。

そこで早い段階からチームスケジュールを睨みつつ、最適なそのタイミングを探ることに。…この調整がなかなかストレスなんです。

屋内が使えない場合は気温や天候にも左右される

20Mスプリントは室内でできる環境があればベストなのですが、現チームでは屋外でないと難しく、Yo-Yoテストも同様。気温や風、天候はコントロールできないため、決められた日程で滞りなくできるか、いつもヒヤヒヤしてしまいます。

選手としてはできることならテストは避けたい。でもやらなければならないのであれば、せっかくならベストを出したい。

こんなジレンマの中で、散々私たちに愚痴を言ったりプレッシャーをかけてくるわけで、こことの戦いもあります。

今季は11月に公式戦のない時期が1か月あるので、比較的日程を組みやすくありがたい限り。この月の後半に計画的にすべてのテストを行っていく予定。

何名かの選手も私のブログをときおりチェックしてくれているみたいなので、ここに宣言しておきます(笑)!

 

まとめ

今日はチームスポーツを担当しているトレーナーあるあるの「定期テスト項目とタイミングの難しさ」について書きました。

少しずつそれぞれのテスト項目などについての詳しい情報や考えもブログ内でアップしていこうと思います。

それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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