現場トレーナー

仕事モードオフ、情報オフのテクニックを磨こう

関東もびっくりするほど連日の雨。

7月後半の4連休はほぼステイホームになってしまいました…

感染者数が日に日に増えている現状で、何のちゅうちょもなく外出するのも難しいのですが、とにかく気持ちのモヤモヤが晴れずに、ストレスがたまりますね。

ここから向こう1年は新型コロナウイルスの影響が続くこと、実感として我々は覚悟しなくちゃいけなくなりそうです。

そこで今回は、自分を楽にしてあげるルーティンを持とう!というテーマでお届けいたします

「抜く」技術がめっちゃ重要

フィールドでのムーブメント指導。
S&C寄りのトレーナーであれば、まず行う指導は「減速」ではないでしょうか。

加速、特に最初の3歩あたりは改善させることが比較的簡単なのですが、ほとんどのスポーツの局面において「スタート→加速→トップスピード→終了!!」という流れはありません。

状況や相手に応じて、加速と減速を繰り返すことになるのが普通です。そして怪我の発生機序になりやすいのは、加速よりもむしろ減速期。

現実的な指導としては、まず減速を指導することになるわけです。

ところが。

減速ってけっこう難しいんです。

特に股関節を引き込む「ヒンジ動作」にポンッと一気に入れるのに苦労する人が多い。俗に言う「抜重(ばつじゅう)」ができないからです。

昔、学校の授業の合間に廊下をで夢中で話していると、急に後ろから、膝窩(膝裏)を膝で押してくる奴っていませんでしたか?私の地元では「膝カックン」と呼ばれていました笑。

あの感覚のときのように、ストンと力を抜くのがコツです。

入れるのではなく抜く。トレーニングに熱心な選手ほどこの感覚が苦手だったりします。

トレーナー業も「抜く」ことを覚えるべき

…抜重が長い長い前フリになりましたが、「抜く」という感覚が苦手なのは、実は生真面目なトレーナー業も同じ。

動作の抜重だけでなく、常に気持ちを張り詰めがちなんです。

でも。

息を充分に吐かないと吸えないのと同じように、リラックスしたり気持ちを緩めないと、集中したり気持ちを引き締めることはできません。

自分なりの「抜く」テクニックを覚えるべきなんですよね。

おすすめの「抜く」技術

1.スマホとパソコンの電源をOFFにする

具体的なオススメの方法を紹介していきましょう。

まずはシンプルに「スマホとPCを使わない、ここから離れる」というもの。

仕事とは無関係でも、我々はすぐにスマホに手が伸びてしまうもの。習慣性、中毒性があるんですよね。

情報過多、ブルーライトの直視。気持ちが休まりづらいんです。

意図的にPCの電源を落とし、スマホから離れましょう。

2.「入れる」作業に没頭する

もう1つが「自分が自然と没頭できる行為に集中する」というもの。

私の知り合いで多く活用しているのが書道です。

墨をすり書道用紙の前に座る。最初はテクニックやバランスが気になるものの、徐々に書くことそのものに没頭するそうです。

お茶をたてたり、料理をするのもいいでしょう。

私の場合は、バットを持っての素振りが正に「自分の世界に没頭する」作業です。

技術的なことは深く考えずに、心の声を聞くというか、シーンと何の雑念も入らずに集中ができる大切なルーティンなんですね。

合気道や剣道などを継続している方にとっては、同じような意義を感じている人も多いそうです。

自分の内側へ内側へ、と没頭する時間。

こんな状況の今だからこそ、大事にすべきではないでしょうか。

まとめ

スケジュールの大幅な変更。
予定行事の中止。
中途半端なところでの活動停止。

今後もイレギュラーなことが目白押しの2020年になるのは間違いありません。

なるようにしかならない、と自然体を心がけるのも大切ですが、それだけではなかなか気持ちがついていかないのが人間の性。

知らずしらずストレスが蓄積して、気がついたら一気に気持ちがあふれて…というパターンは避けたいですよね。

自分の気持ちのコントロールを上手にするために、抜くところでしっかりオフモードを作る。とても大切なことです。

自分自身が試行錯誤しながら、こういった技術を身につけることで同じような状況で悩んでいる選手たちに適切にアドバイスできる、というのも大きな副産物です。

上手な「抜きテクニック」、身につけてしまいましょう!

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。
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