タイトルで全て語ってしまっていますが、本日は「もうちょっとの頑張り」が結果につながるよ、という内容です。
専門的なブログは、多くの同業者の方たちが素晴らしい内容で発信してくださっているので、もう最近はただの精神論を語る中年ですが…
継続が鍵なんてことは皆知っている
オンライン、オフラインに関わらずこれまで何百回と「継続の重要性」を語ってきました。凡人の自分、結局はどれだけ正しい努力をコツコツと重ねられるか、という話に行き着くからです。
でも。
続けるものが強い!なんて言葉、皆わかっているんですよね。
「わかってるよ!でも…続けられないんだよ!!頑張って続けたけど結果も全然変わらなかったんだよ!!」
心の声が聞こえてくる気がします。
私も「これ、堂々巡りで不親切だよなぁ。…逆に何で俺、決めたことを続けられるんだろう?」と今までとは違う深堀りをしてみたんです。
「いい結果」を決めつけてとにかく一度やり切る
深く考えてみることで気がついた1つ目の視点。
それが「今までやめていた地点の先に『自分なりの成功』が絶対あることを逆算して、一生に一回だけ続ける!」ことです。
え?答えになってないじゃん!と感じるかも知れませんが、ちょっとお待ちを。
少し私の体験談にお付き合いください。
初めて直結した成功体験
物心ついたときから、プロ野球選手になりたくて自分なりの全力の努力を続けていた学生時代。費やした時間や努力に対して、正直これといった見返りはありませんでした。
もともと粘り強い性格ではあったものの、大学進学時に自分に対して自信なんて全くありませんでした。あるのはコンプレックスだけ。
転機は、留学生活からのプロスポーツ現場での就職経験です。
日本大学卒業後に、さらに米国留学させてもらい運動科学を学ぶ。
優秀な成績を残して、野球のマイナーリーグでのインターンを勝ち取る。
MLB傘下でのインターン経験を武器に、日本のプロ野球チームと契約へ。
22歳から遠回りは間違いない二度目の大学入学のとき、不退転の気持ちで、イメージしていた自分なりのシナリオは上記のような都合のいい内容でした。
それでも。
憧れのような夢ではなく、自分でつかみ取る最上級の目標としての夢。
そこに向かって自分史上最高の努力を積み重ねよう。そう決めたんですね。
全然順調な道ではなかったです。イメージ通りには当然なりませんしね。それでも紆余曲折を経て、千葉ロッテマリーンズにコンディショニング担当として契約してもらえたんです。
当時26歳。社会人1年目としてはずいぶんスロースタートなルーキーでしたが、生まれてはじめて「わかりやすく」努力が実を結んだ瞬間でした。
いい意味で「味をしめた」
日本最高峰のレベルのプロ野球で7年間を過ごしました。
自分のレベルが全く伴っていないことで、入団してからも当然のように苦労は続きましたが、ヒリヒリとする緊張感の中で最速に近いスピード感で成長することができました。
しかし最も大きかった収穫は「自分でやり切ってまず目標到達するという結果を出した」こと。
いい意味で味をしめたんです。
「自分はやり切ることができる。結果を出すこともできる」
そう信じられるようになったわけですね。
小さな成功体験でいい
高学歴の人が必ずしも優秀というわけではありません。
しかし学生時代に徹底的に勉強をしその結果、受験合格するという経験は「味をしめる」には充分。結果的に、社会人になってからも努力を続け結果を出す人が多いのでは?と思っています。
もちろん「味をしめる」経験は、そんなに大きなものじゃなくてもいいんです。小さな成功体験でも得られます。
とにかく心というか、脳が「やって報われた!」というメモリーを残してくれることが大事なんです。
資格を取ること自体に意味はそれほどないけれど、継続が結果につながった経験が足りない人は、たとえば英検やファイナンシャルプランナーに挑戦する、というのも有りでしょう。
2-8の8割にならず「もう10cm深く掘る」
パレートの法則はあまりにも有名。継続できる人に対して、続けることができない人も体感的には8割が脱落していく印象です。
8割にならないためには、やめていく人のパターンを知ることが大事です。
上記の画像、見たことはありますか?
言葉で説明するよりも何倍もわかりやすいですよね。
才能や能力にそれほど個人差があるわけではありません。
数パーセントの天才を除いて差はわずかだと思います。あと10cm、あと1日。ダメだと思ってから一踏ん張りできるかどうか。
微差が大差になるんだと思っています。
小さくてもいいから成功体験を持つ。そのうえで「もう一堀り!」粘る。
泥臭いけれど、この2つの重要性を改めて感じました。
まとめ
正しい方向性を持つこと、目標のためのスモールゴールを複数設定することなどはもちろん必要。
それでも、戦術や戦略の前に「決めたことを継続する」という当たり前の取り組みを愚直にできるか。
ノウハウや効率化に関する情報があふれている今だからこそ、やり切る。精神論、根性ではなくちょっとした「味をしめる」成功体験を通して。
今よりもちょっと踏ん張って、続けることを諦めない人が増えることを願っています。私も不器用で回り道だらけですが、信じたことを継続していきます。一緒に頑張りましょう!
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YUJI HIROTA
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