アスリート600人以上を指導してきたコンディショニングコーチの弘田雄士です。
2019年もまもなく終わり2020年へ。年々時の流れが早くなっていますが、2019年は私にとっては「めちゃくちゃ運転時間が多かった1年」。
車の走行距離は2万5000キロを越え、一日4時間近く運転をしている日々でした。
トレーナー業をしていると私のような環境の人も多いですよね?
今回は有限である時間を有効活用するために、車の中での過ごし方についてご紹介していきましょう。
唯一空いている耳を有効活用しよう
車での移動。当たり前ですが運転に集中するのが最優先。
2019年からスマホなどの「ながら運転」の取締まりが強化されたこともありますし、一瞬の油断が命取りですからね。
でも一日に何時間も運転するのであれば、充実した時間にしたいもの。
そんな私が創意工夫を重ねて運転中の空間で行っていること。
それが
・「本を聴く」
・「お気に入りの人のVOICYでインプット」
・「報・連・相のスピーカーフォン」
・「気づきを録音」
の4つです。
1.オーディオブックを聞こう
もともと耳で聴くオーディオブックが大好きな自分。
10年前にはほとんどなかった音声サービスが、今は充実していて嬉しい限り。
ちょっとマニアックかもしれませんが、私が利用している音声サービス3つを紹介します。
Audible
Amazonが提供することになったAudible。もともとはアメリカで一番有名なオーディオブック会社だったんですよね。私もオーディオブックデビューはAudibleでした。
Audibleの利用法で一番オススメなのは、英語コンテンツを利用すること。
もともとアメリカ発祥のサービスなので、ダントツで英語音源が多いです。英語の音に慣れたい!という人は一度日本語版で読んだビジネス書を英語版で聞くのもオススメ。
ハリーポッターなどのド定番だと英語も簡単ですし、「チーズはどこに消えた?」とかは英語でもスーッと入ってきます。
月額1,500円で聴き放題ですが、羨ましいことに今30日間無料体験中。
2~3週間試してみて継続しないなー、となったら解約手続きすれば完全無料で試せるとのこと。
このタイミングで一度試してみたらいいと思います。
【Audible無料体験はコチラから↓】
audiobook.jp
以前は「Febe」という名前で展開していた日本のオーディオブックの老舗。
Amazonなどが参加してきたことにより、以前よりもお得な価格で聞けるようになりました。月額750円で聴き放題のプランはオススメ。
ダウンロードしてから聞けるのでWiFiがつながらなかったり不安定なところでも聞けるのでノーストレスです。
ビジネス書はこのサービスでずいぶん聴いていて、Theベストセラーというド定番が多いです。
つい先日聞き終わったのは、「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」
でした。
長年使っているので、私にとっては安定のサービスです。
Flier(フライヤー)
ちょっと変化球ですが「買うべき本を厳選するための音声サービス」としてFlierも加入しています。これ、10分で読めることを目的とした本の要約サイト。
要約文を読むパターンが多いですが、音声でのサマリーも聞けるのが新しいところ。
無料で読める本はたいしてないので、どうしても有料になりますが私は月額500円で有料要約本5冊が読める、シルバープランに加入しています。
たった5冊?と思うかもしれませんが「バーチャル本屋立ち読み体験」を購入している感覚。
電車の吊り革や広告。タイトルや著者で「あ、読んでみたいかも?」と気になっている本ってありますよね。そんな気にある本を厳選して、Flierで確認。
あ、やっぱり詳しく読んでみたい!となった本のみ紙ベースかkindleにて購入しています。
本って当たり外れがあるのは当たり前。でも月に2~3冊も「これ、買うほどじゃなかったな…」という経験をすると次購入する勇気が薄れてくるもの。
500円の投資である程度「当たりの本のみ」購入できるので、私としては安くて重宝しています。
唯一の不満は、音源は運転中に利用するとスピーカーで使えないんですよね。ナビアプリと併用で使えないのもちょっともったいない。
30分以内の運転時間の際には、気になる新刊の要約音源を聞きながら購入するか否かを決めています。
2.VOICYを聞こう
無料音声ラジオという新しいカテゴリーがVOICY。
一般的に著名な作家や有名人というよりも、SNSで活躍するインフルエンサーが多数参加している印象があります。
youtubeよりも「ながら作業での聞き流し」というニーズにピッタリのサービス。
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、1テーマ10分という短さも重なってリスナーとして満足しています。
王道かもしれませんが、キングコングの西野亮廣さんが参加してからは、西野さんのアウトプットを中心に数名フォローして、自分のインプットに役立てています。
このサービスも運転とは相性がいいです!
3.スピーカーフォンで電話しよう
オーディオブックを聞く際も基本、片耳に取り付けるブルートゥースヘッドフォンを使っています。
上の画像のものを購入したんですが、長時間使っても耳が痛くならず超快適。高くなかったしいい買い物でした。
このスピーカーフォンを利用して、移動中にちょっとした打ち合わせや報告などを済ませるようにしています。
LINEやSlackなどでやり取りする内容は、ほとんど電話でも事足ります。
相手側の都合に考慮する必要はありますが、深く思考しなくてはいけない案件以外は運転しながらのやり取りで問題ないもの。
時間をムダにしないためにも通話する案件はできるだけ運転中にしています。
あまりにもディープな話で運転どころじゃなくなり、道路脇に車を止めて真剣に話し合うような案件も今年数回ありましたけど…。
4.気づきを録音しよう
寝る前、トイレ、移動中。
三上(さんじょう)と呼ばれる「物事をひらめくタイミング」の中で、私がダントツで多いのが移動中。
電車や飛行機の中ならすぐにメモを取れるのですが、運転中が歯がゆい。
信号待ちや停車のタイミングでボイスメモを起動。録音するようにしています。
Twitterやブログのネタとなる気づきや新しいアイデア。1つ出てくると短時間で2、3個浮かんでくるのが自分のパターンなので、10分ほど流しっぱなしでブツブツ言っているときもあります。
外からみたらちょっと怪しいですが、セミナーの内容や今自分が行っているサービスでボイスメモから起こしたものはたくさんあります。
周りに怪しまれない程度に今後も続けていこうと思います。この録音癖も専門家の方にはオススメです!
まとめ
車の中での過ごし方を紹介しました。
部室のように着替え部屋になったりときに仮眠ルームになったり。
トレーナー業にとって車を最大限活用できるかどうかは一種のスキルでもあるかもしれません。
有限の時間をムダにしないように、取り入れられそうなアイデアはぜひ実行してみてください!
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YUJI HIROTA
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