2018年になってから寒波の影響力を痛感しています。やはり持病の右膝の調子は今一つでご機嫌を伺いながらのトレーニングになっています。

膝の調子が悪いと逆サイド、左足首も引っかかってくるのが私のパターン。ああ、体ってうまいこと代償運動するよな~なんて感心してしまいます。

以前UPした足首についての記事のリライト版をUPしましょう。

足首のケガは予後が悪い

2016年6月にアメリカのボルチモアで開催されたNATA(全米アスレティックトレーナー協会)の年次集会の中で発表された内容をご紹介。

記事内容はコチラ「足首のケガを侮ってはいけない」

3500人以上という多人数を対象としたリサーチ。半数以上の1800人強が、これまでに足首を負傷した経験があると回答したとのこと。

 

記事より引用

『対象者に健康状態に関する質問をしたところ、「日常の活動に“多少”から“完全”な制約がある」と回答した比率は、「足首にケガをしたことがある」人が46%。それに対して「ない」人は36%となり、ケガの経験がある人が10%上回っていた。

このほか「中等度から重度の身体の痛みがある」人は「ケガの経験あり」が38%、「なし」が27%。「心臓または呼吸器の疾患がある」人は「あり」が31%、「なし」が24.5%。「足首の関節炎がある」人は「あり」が9.4%、「なし」が1.8%となり、いずれも比率が高くなることがわかった。』

 

例えば成人する前の学生時代にバスケットボール部に所属。当時の足関節捻挫が中年期以降に悪化。ランニングや下半身トレーニングなどで制限があり、これらを避けていた結果、健常者に比べて「心臓または呼吸器の疾患」を持つに至った可能性もありますよね。

米ケンタッキー大学(レキシントン)リハビリテーション科学部准教授のPhillip Gribble氏は、予防はもちろんのことケガをした後の治療やリハビリを改善して、高い確率で起こる慢性化を減らす必要がある、と提唱しています。

 

痛みがなくなってからこそ大切なリハビリ

これは一般の人に限らずアスリートでも同じですが、痛みが治まると途端にリハビリに対する意識が弱くなる傾向にあります。痛みがなくなっても大切な機能の衰えは完全に回復していないことがほとんど。ここを以前のレベルに戻さない限り、足関節をかばう事になり怪我や痛みの再発のリスクは高くなります。

<こちらもあわせてご覧ください>
膝関節に対する考え方 ~成人とジュニアで考えるべきこと~

 

痛みがなくなり動きの制限が少なくなったところこそ、リハビリが本格化するポイント。最終的には片足でのジャンプや着地といった衝撃吸収を伴った腱ヒシリシスを利用した動きまで、完全に学習し現場復帰させたいものですね。

記事内でも一般的なアスレティックリハビリテーションの手順が紹介されていますが、運動をする限りどうやっても使わなくてはいけないのが足首周り。

複雑な構造をしていることもあり、私が最も悩まされつつ大切にしている箇所でもあります。小さい動きながら可動性を担う重要な関節。距腿関節を中心にきちんと機能的な動きを出せているか、現場でも気をつけてみていきたいと改めて感じました。

 

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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