今回のブログでは「SNSの育て方と筋トレの類似点」という短いお話を書いていきますね。
私はトレーニング指導者、トレーニングの専門家としてSNSを積極的に活用している方だと思います。
「なんでそんなに継続できるんですか?」、
「どうしてそんな量を発信できるんですか?」
という類いの質問を同業者の方から多くいただきます。
…暇なんですか?と暗に言われてる気もしますが(笑)。
その際にお答えしていることは、もう本当に何のひねりもない答え。
「戦略的にやっているんだよ」
「必要だと思うから情報発信をどんどんしているんだよ」
「自分という商品を知ってもらう必要があるからだよ」
「とにかく淡々と習慣化してやっているんだよ」…
こんなつまらない返事にしかならないんですね。
自分自身を分析できておらず、継続的にけっこうな量を発信するコツ、みたいなものが言語化できていなかったわけです。
筋トレと似ているから発信が続く?
株式会社WORDS代表取締役であり、編集長の竹村俊助さんのTwitter(@tshun423)。
非常に面白いのでフォローさせていただいているのですが、ある日チェックしていた時に竹村さんのあるツイートに釘付けになりました。
それが、
「SNSのアカウントを育てるのって筋トレに似ている。やりすぎても良くないし、続けないと意味ないし、好きになって習慣ができた人が伸びていくところとか。」
(実際のURLはコチラ)
という本当に短いつぶやき。もう本質しかないなぁ…と感じたんです。このツイートにまさにその通りだなぁと思って、すぐにメモを取りました。
もしかしたら筋トレとの共通点が多いから、私もSNSをコツコツと育てていくことができるのかな、続いているのかなと気づくことができたんです。
考えられる理由1.「続けると効果を実感できる」
SNSと筋トレの共通点を考えると「続けることで効果を実感できること」が挙げられます。成果が出るまでに時間差があって、続けることで初めて「やっぱり聞いてくれてる人いるんだ」、「見てくれてる人いたんだ」という風になっていくということですよね。
筋トレを続けてきた経験があると、「そりゃいきなり見てくれる人なんていないし、わかりやすい結果なんて出るわけないよね」という耐性ができている。
この経験値は大きいですよね。
考えられる理由2.「習慣化させること」
あとは「習慣化させること」がポイントという点も挙げられます。とにかくコツコツとやっていくだけなので、淡々と波を作らないというのは、筋トレにおいてもすごく大事なポイントなんです。
のっている時に、いつもの倍ぐらいトレーニングして、その後3日間ぐらい筋肉痛や怪我に近いぐらい痛んでしまって、全然次のトレーニングができない。
逆に気が乗らない時に、平気で1週間2週間と続けなかったりする。
こんな調子では絶対に結果が出ないので、淡々とやっていく必要がある。これもSNSでの情報発信と似ているのでしょう。
考えられる理由3.「比較論ではない自信」
そして「比較論ではない自信がつく」ということも、SNSと筋トレの共通点かなと思います。
周りがどうとか、今こういうのが流行っているらしいということよりも、前述した習慣化を淡々と続けていく。
周りと比べなくても、自分にはそれなりにファンや聞いてくれる人、見てくれる人が増えたんだな、という実績が自己承認欲求を満たしてくれる。やればできるんだなという自己肯定感を得ることに繋がるのでしょうね。
SNS育てていて筋トレまだの人こそ始めるべき!
自然と「自分なりのスタイルが構築される」という点も、筋トレとSNSを育てる際のポイントかなと思います。
筋トレに関しても、順調に伸ばしていくためには、「守破離」の守の部分、正しいやり方、基本原則というのは覚えなければいけません。
しかし、そのうえで続けていくことによって自分が心地よいやり方やパターン、自分の体の声を聞くといったこともできるようになってくる。
SNSにおいても全く一緒かなという風に思うんですね。
後から振り返ってみると、自分はこういう伝え方をしているんだな、こういった立ち位置で発信をしているんだなというのが分かるので。
逆説的に考えると、今SNSを大事に育てられている人で、筋力トレーニングをあまりしていないという方に関しては、どんどん筋トレに挑戦してもらいたいな、と感じています。
トレーニングをすることによって、インプットの情報量も増えますし、感度も上がってくるものですから。
より分かりやすく効果を感じられるのが筋トレですし、今SNSをコツコツ育てていて総フォロワー数が5千人、1万人とかInstagramもやっていますという方は、筋トレにどんどん挑戦していただくことによって、相乗効果を得られるはず。
オススメですよ!!
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YUJI HIROTA
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