「好きなこと」がスポーツ現場で
アスリートをサポートすることか
らスタートしている人達。
このグループにとっても、キャリ
ア形成は大切な要素です。
簡単に語ることはできない、仕事
と家庭の考え方。
ここ1年ほどキャリア形成セミナー
でもお伝えしている、私なりの考
え方を再度ブログでUPしてみます。
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キャリアプランの重要性
家庭を持ち子供ができていけば、
養育する責任があります。
余計にキャリアプランも重要性が
増すのは当然のこと。
だからこそ、自分の経験値やキャ
リアを上げてくれるであろう仕事
のチャンスと、家庭とのバランス
はデリケートな問題。
二者択一ではないけれど、比重を
考えなくてはいけないのが、この
問題です。
その比重も、子供の年齢や人生の
タイミングによって大きく異なる
んだろうなぁ、というのが今の私
の考えです。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/baby-1538342_640.jpg?resize=300%2C196&ssl=1)
1.礎となるキャリアを積み上げる時期
好きなことを仕事にしようとした
人間こそ、スタート10年ほどの
キャリア形成は必死に積み上げる
べきでしょう。
自分のやりたい方向性や強みを
しっかりと見極めて、短期的な
ゴールから逆算。
そのゴールに近づくためにはど
んなアプローチをしたらいいの
か、を戦略的に考えていく必要
があります。
トレーニングでいうところの基
礎筋力と同じように、土台の部
分を高く大きくしておくことは、
将来の自分の可能性に直結します。
この時期はとにかく圧倒的な量
をこなし、自分の礎となるキャ
リアを創っていきたいものです。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/blog1.jpg?resize=300%2C179&ssl=1)
2.今までを振り返り自分の価値観を再確認する時期
ただガムシャラに上を向いて、
というところの次の段階。
今までの道程を振り返り「自分に
とって重要なこと」を再度考察す
る、という時期ですね。
これもまた「好きなことを仕事に
した」人間にとって避けて通れな
いでしょう。
人によって10~20年とスパンは違
えども、この時期の必要性を感じ
つつも避けて通るのは危険。
望まずとも職場やチームから契約が
打ち切られることもありますし、自
分の体力的・技術的にもしんどくな
ることがあるはず。
そこに対応するだけの心構えは絶対
に必要。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/loneliness-2317414_640.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
それなしでは、いざ有事の状況に
なった際、何をどうしたらいいのか
わからなくなってしまいます。
自分を含めて実際にそういった専門
家の人を、今まで数え切れないほど
みてきました。
この記事を読んでいる方に、わざわ
ざ同じ苦い経験をして欲しくはあり
ません。
【合わせてご覧ください】
プロチームで働きたい全てのスポーツトレーナーへ。フリーランスが契約社会で生きる覚悟とは
楽しかったしやり甲斐があるけれ
ど、20代の頃からの戦い方をずっ
と続けてはいけないし、いられま
せん。
商品としてのニーズも賞味期限も、
買い手であるチームや企業からは
微妙に変わってきていますし、
「何のために働いていくのか」を
再設定すべきタイミングです。
重圧に感じるようなことではない
ですが、家族に対する責任もより
強まってくる時期と重なります。
とにかく自分のキャリアを積み上
げて前へ、上へ、と頑張っていく
こと≒家庭を守ることではなくな
ってくる時期なんですね。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/balance-1107484_640.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
3.新たな目標やターゲット層を定める時期
キャリアをスタートさせて2~3年で
考えるべきことではないと思います
が、1と2の段階を経て、新しい目
表や自分なりの掛け算を活かした道
を考えていく時期。
それがキャリアの第3ステージでは
ないか。
そんな風に考えています。
「富士山型」ではなく「八ヶ岳型」へ
私が大好きな教育家、藤原和博さん
は複数の著書の中で、「富士山一山
型」ではなく、「八ヶ岳連峰型」の
人生を歩もう!と提唱されています。
詳しくはコチラ
自分という商品を魅力的に保つため
にも、複数の趣味や興味を持ち、今
までの自分の強みやキャリアを軸に
しつつ、今までにない分野を開拓し
チャレンジする。
そんな風なキャリアを構築していけ
れば、楽しいし後に続く世代への
一つのモデルケースにもなれます
よね。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/curtain-941716_640.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
第3ステージに挑戦中
私自身も今この時期に入門したとこ
ろだと感じています。
明確な答えはないし、何しろトレー
ナー業という分野の中では、モデル
ケースがまだまだ少ないのが現状。
難しい問題ですが、自営業ベース
で働いてきた私、今までと働き方
の比重を意識的に変えているところです。
第2ステージへの意識も、現在の
試みも、義務感や逃避ではなく、
ごく自然に生まれてきた感覚。
社会人となり仕事をしてきてから、
今のモードになったことはなかっ
たのですが、その人なりのタイミ
ングがあるのだと思います。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/branch-1290017_640.png?resize=300%2C211&ssl=1)
結婚して16年目、中学生の二人の
娘たちと、いつもその二人を中心
に考え育ててくれている妻。
私の場合は、ここ1-2年がそのタイ
ミングだったということでしょう。
【こちらの記事もご覧ください】
結婚15周年を無事終えて
比べられるものではない大切なも
のを、きちんと大切に。
将来自分が「もっと〇〇していれ
ば良かったのに…」と後悔しない
ようなライフスタイルを選んでい
きたいと思っています。
![](https://i0.wp.com/yuji163.com/wp-content/uploads/2018/09/楓月穂乃果.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
まとめ
・スポーツ現場に関わるトレーナ
ー業にとってもキャリアデザイン
の考え方は大切
・家庭を築き、子供が大きくなっ
てくるタイミングはバランス感覚
も必要
・時期には個人差があるが、大き
く3つのステージがあるのではな
いか
・悔いのないライフスタイルを
自らの頭で考え選択していこう
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YUJI HIROTA
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