新天地の清水建設ブルーシャーク
スに移籍して、初めての公式戦。
いよいよ明日、2018年9月8日にスタートします。
初戦の舞台は宮城県で相手は、
船岡自衛隊。
トップイーストデビジョン1
というカテゴリーにて、
まず9試合。その結果次第で
順位決定戦、入れ替え戦と
進んでいくことになります。
2018年から所属しているこの
チームは、社業を完全に行い
チーム練習はシーズン前は
週3回という限られた時間で
ラグビーをしています。
フルタイムで週5~6回勤務
していた前職と比べて、
難しい部分は多いのが正直
なところですが、とにかく
「結果を出すこと」にこだわ
りたいと思っています。
どれだけチームのために
「我が事」の範囲を広げることができるか。
選手もスタッフもフロントも
皆同じで、その数がどれだけ
多いか、はチームの雰囲気を
間違いなく変えるからです。
悔しい思いって人生において
大切なエッセンスですが、
勝負の世界では結果を出す
ことが最重要。
近鉄最後の年、2017-18シー
ズンのショックは未だに
傷として残っていますから…。
詳しくはコチラ→自動降格
今季は悔しい思いをすること
なく、戦場に立ち続けたい
と思っています。
以前所属していた近鉄ライナーズ
でも感じましたが、清水建設の
社員選手の普段の生活を間近で
感じると、組織の中で社員として
働く人たちは本当にすごいと
実感します。
仕事を100%こなし、何とか時間
を捻出してグランドに駆けつける
彼らに対して、専業として
サポートさせてもらえる。
当たり前でない、この環境に感謝
して、当事者の一人としてチーム
の円の真ん中よりの位置で結果に
一喜一憂できる一員でありたいです。
「戦場に立つ資格のない人をグラ
ウンドに立たせないでください」
スポーツ現場に浮かれてしまって
いた新スタッフに対して、すごい
剣幕で伝えてきたのは、清水建設
で再び同じチームの一員となれた
高忠伸選手でした。
この言葉、心底腹落ちするもの
であり、この時に高選手に対する
信頼感が100%になったのを
覚えています。
私自身、とても弱い人間なので、
自分は戦場で働いているんだ、
と緊張感を常に持っておかないと
今の仕事のスタイルは保てません。
選手のため、チームのためにできる
ことは僅かだし、ちっぽけなもの。
それでも選手やチームに対する一番
大事な誠意を忘れずに。
1回でも多くのスタッフとの握手と
笑顔のチャンスに巡りあえる
シーズンにしていきます!