公式戦でS&C専門家がこだわるルールとは




2018年秋。所属するラグビーチーム
の公式戦もスタートしています。

トップイーストディビジョン1にい
る10チームによる総当たり戦。

9戦のうち、10月19日現在で5戦が
終了。5戦5勝負けなしの状態で
後半戦に投入するところ。

トップウエスト、トップキュウシ
ュウとの3地域チャレンジに進む
には、最も激戦区であるトップ
イースト内で1位通過する必要が
あります。

緊張感を持って、1回毎の練習に
臨んでいる日々です。

スポーツ現場に携わるトレーナー
業として、私が公式戦中に特に
気をつけていること。

細かな話ですが、そんなテーマに
ついてUPします。

公式戦だから気をつけていること

公式戦の日の動きとは

公式戦当日。ロッカー内で簡易
ベッドを設置したりテーピング
の準備などをするアスレティック
トレーナー。

忙しいそうに分担しながら、準備
を進める彼らとは別行動。

私が行う準備は、グラウンド状況
のチェックや、GPSアンテナ、専
用パソコンの設置、GPSとビブス
のセッティングなどとなります。

試合中の役割はベンチに入り、控
え選手のウォームアップやストレ
ッチなどをタイミングよく行うこと。

心身ともに準備ができた状態で、
スムーズに選手を送り出すことです。

公式戦となると監督以下、コーチ
ングスタッフも緊張しています。

つけている無線の中でのやり取
りも、緊迫感のあるものになる
んです。

当然、選手たちの緊張感もマック
スになっています。

 

公式戦で特に意識をしていること

公式戦の練習から試合中にかけて、
普段と意識的に変えていることが
あります。

選手には「普段どおり行こう」
というのが普通でしょう。

しかし現実的には、公式戦用の
ルーティンや集中モードという
のは、選手によって持っている
もの。

選手をサポートするスタッフも、
「普段と同じようにサポート」
するのではいけない。

そう考えて、心がけていること
があります。

 

1.積極的に話しかけない

必要最低限しか話しかけない。

これが1つめの自分ルールです。

先述したように選手一人ひとり
には、性格の違いがあり、ルー
ティンがあります。

それでも公式戦の最中に、
「普段よりたくさん話しかけて
ほしい」という選手は皆無です。

必要なときには、選手から声を
かけてきます。

ちょっとシャイな選手であって
も、声をかけてほしいサインは
必ず相手から発せられます。

そのサインが出たときだけ、近
づいて声をかければいいだけ。

普段より更に俯瞰した感覚で
一歩引いて。

そんなイメージです。

普段とは違って、余計な口は慎
むようにしています。

 

2.目を合わせない

選手とできるだけ目を合わせない。

これが2つ目のルールです。

これは試合中限定のものですが。

控え選手には、当然ですが神経質
な選手も、「かかり気味」の選手
もいます。

まだ交代のタイミングではない。

それが明らかである前半であって
も、普通に話しかけたり、目を合
わせることで
「自分が交代するの?」とその都
度、選手が緊張したり期待をして
しまうことがあるんです。

こんな思いを2~3回も繰り返して
いたら選手は疲れてしまうし、い
ざ本当に出場というときの集中力
を削いでしまいます。

15年以上のスポーツ現場経験の中
で、申し訳なかったな…と思う経験
をしたことがありました。

だから今、公式戦の試合中はできる
だけ選手と目を合わせないように
ています。

出たくて仕方ない選手は数分おきに

「今何分?」、

「俺の名前、出てない?」

と聞いてきますからね。

まとめ

小さな自己満足と言われれば、確
かにそれまで。

それでも前提として、余計な期待
緊張感を持たせたくない。

何パーセントだけでもいいから、
選手がいい状態で試合に臨める
ように。

そう考えて、自分ルールを守って
います。

だからこそ公式戦が終わると、特
にどっと疲れます。

練習試合はもちろんのこと、特に
公式戦の現場は戦場。

戦地に選手をしっかりと送り届け
ることに集中し、戦場から選手が
無事に帰ってくると本当にほっと
する。

試合に負けると選手と同じくらい
悔しいし、勝てたとしても、試合
中に怪我人が出るとその状態が気
にかかる。

なかなかスカッと気持ちよく、試
合後を迎えるのは難しいもの。

この独特の緊張感を味わえるチャン
スがあることに感謝しつつ。

悔いの少ない時間を過ごしていきた
いです。

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。









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