弘田雄士 (ひろたゆうじ)/ コンディショニングコーチ
1976年4月5日/東京都出身 身長163cm/体重68kg
【出身校】日大鶴が丘高校-日本大学-米オハイオ州立トレド大学
【保有資格】
・NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・はり師/きゅう師
著名なプロ野球選手、弘田澄男氏の息子(エピソードはこちら)として生まれ、幼少期より野球に没頭。
順調に上達していくように思えたが、高校時代に極度の重圧から技術停滞。大きな挫折の中、大学在学中にアスリートとしての野球を断念する事に。
日本プロ野球界のコンディショニング・トレーニングのパイオニア、立花龍司氏の存在を知り、彼のようにアスリートを助ける専門家になりたい、とコンディショニングコーチの道を目指す。
日本の大学を卒業後1999年に単身渡米し、オハイオ州立トレド大学にて運動科学を専攻。米国MLB傘下3Aチームにて野球におけるコンディショニング・トレーニングの経験を積む。
【2003~2009年 千葉ロッテマリーンズ コンディショニング・コーディネーター就任】
2003年より千葉ロッテマリーンズのコンディショニング・コーディネーター就任。ボビーバレンタイン監督から絶大の信頼を得て、2005年同球団31年振りの日本一に貢献。
薮田投手や橋本将選手などの個人トレーニング全般を指導した。2009年同球団を退団。
【2010年~2019年】 タチリュウコンディショニングジム ディレクター/アドバイザー】
2010年より整骨院併設のスポーツジム、『タチリュウコンディショニングジム』のコンテンツ統括ディレクター就任。70名を超えるトレーナー、治療家のスタッフ教育を行う。
かねてからの希望していた鍼灸専門学校に通いながら業務にあたり、2014年3月にはり師・きゅう師免許取得。
【2014年 渡辺俊介選手同行しパーソナルトレーナーで渡米】
2014年、当時より親交のあった元WBC代表選手、渡辺俊介投手のMLB挑戦をサポートするため、パーソナルトレーナーとして米国に同行。
生活を共にしながら同氏のコンディショニング管理や通訳を行った。
【2014~2017年 社会人ラグビー近鉄ライナーズ所属】
2014年半ばよりラグビートップリーグチーム、近鉄ライナーズに合流。
2015年より同チームのヘッドコンディショニングコーチとして、フィジカル強化及びコンディショニング教育を管轄する。
【2018年~2022年:社会人ラグビー清水建設ブルーシャークス所属】
2018年4月より社会人ラグビーチーム清水建設ブルーシャークスのコンディショニングコーチを務める。2022年5月を持ってチーム退団。
トップイーストDiv.1→トップチャレンジリーグへ、League one Div.3→Div.2へ、チームの2度の昇格に貢献。
【2019年~ 日本大学ハイパフォーマンスディレクター】
母校である日本大学のハイパフォーマンスディラクター就任。IPC(稲城パフォーマンスセンター)の施設デザインから携わり、ラグビー部、駅伝部や男女サッカー部、アメリカンフットボール部などの指導を歴任。2024年現在、ディレクターとしている。
【2020年~2023年 東京ガス野球部ストレングスアドバイザー】
2020年より東京ガス野球部のストレングスアドバイザーとしても活動し、2021年チーム史上初の都市対抗優勝も経験。
2022年シーズンには、MLBシカゴ・カブス在籍の鈴木誠也選手のパフォーマンスサポートのため、数ヶ月にわたり複数回渡米。
順風満帆なキャリアを積んでいるように見えるが、2009年に所属チームから契約解除になった折には、再就職が決まらずトレーナー業を諦めようとしたことも。
多くのプロアスリートとの現場経験を通して「実力があり、且つしっかりと食べていける本物のトレーナー」を一人でも多く輩出していく重要性も痛感。
アスリートのパフォーマンス向上のためにグラウンドに立ちながらも、次世代トレーナー業のキャリアデザイン指導やコンサルティングにも力を入れている。
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【2024年~千葉ロッテマリーンズハイパフォーマンスコーディネーター】
2024年より15年ぶりに古巣である千葉ロッテに復帰。
トレーナー部門、S&C部門、リハビリ部門などを統括するハイパフォーマンスコーディネーターとして、14年振りの日本一奪還に向けて尽力中。
YUJI HIROTA
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