羅針盤を入手して「あなただけのキャリア戦略」に向かおう
コンディショニングコーチ、スポーツトレーナーの弘田雄士です。スポーツ現場にて単年契約を重ねてきて、21年目を終えています。
・400以上の記事をブログ、noteで発信
・800を越える音声配信投稿
・はり師/灸師の資格を取得
・企業の顧問就任
・専門書/一般書籍2冊の本出版
プロ野球チームや国内最高峰のLeague oneラグビーチームに所属してきた中で、延べ800人以上のアスリートと関わってきながら、こういった活動をして
「弘田さん、何でそんなに情報発信に時間を割いているんですか?」
「気がついたら、全然違うチャレンジをサラッとされていますが、何ででしょうか?」
そんな質問を受けることがあります。
「自分の目指す働き方やキャリアから逆算したら、やることが決まってくるんだよ。それを一つずつとにかくやっている感じ。おかげで、何とか『好きなことを仕事にしていく』自分らしいキャリアが積めてきたよ」
こんな風に答えています。
日本でトレーナーを続ける難しさ
つくづく感じていることは、日本においてトレーナー業を続けていくことの難しさです。
潜在的なニーズはあるもののスポーツ文化が成熟していない日本では、スポーツ現場を主戦場として食べていくのは本当に困難。
もちろんスポーツ現場だけがトレーナー業が必要とされる場所ではありません。リハビリや治療、ジム施設にも活動の場はあります。
特に令和に入ってからは、正解思考ではない「地図ではなく羅針盤を携えた人」にとっては、多種多様な働き方ができるようにもなってきています。
…だからこそ。
私自身が救われたように、あなたにも自分の生き方やキャリアプランに沿った「MY戦略」は必要です。
コンサルタント専門家ではなく、業界の現状や専門分野の知識を有した相談者。
トレーナー業に関わる人にとって、そんな存在が必要なんじゃないか、と思うようになりました。
仕事を辞めかけた1年間
私は1999年から2002年のアメリカ留学後、幸運にもキャリアの最初を、憧れのプロ野球チーム、千葉ロッテマリーンズのコンディショニングコーディネーター(トレーニングコーチの役割)でスタートさせることができました。
7年間の在籍期間中、名将と言われたボビー・バレンタイン監督の下、31年ぶりの日本一を経験するなど、夢のような時間を過ごすことができたのは私の宝物です。
しかし2009年にバレンタイン監督解雇と同じタイミングで突然の契約終了勧告。そこから1年は地獄のような日々でした。
どうやって仕事を探すのか
いや、まずどうやって自分を売り込むのか
自分の強みは何なのか…
そもそも、自分はどんな風に働いていきたいのか?
ただただ「プロ野球選手の一番近くでサポートができるトレーニングの専門家になりたい!」という夢だけで突き進んできた自分。
一度夢の舞台に立ってしまうと、その後は余生のようになってしまった。どうしていいのか動けなくなってしまったんです。
2010年の夏の終わりには、スポーツ現場で働くトレーナー業を諦めようと全く違う就職活動を始めました。
そのタイミングで1本の電話。
尊敬する恩師、プロ野球界のトレーニングのパイオニアである立花龍司さんからの助け舟があり、何とかトレーナー業を継続していくことができたんです。
相談できる人がいない現状
たくさんの失敗と試行錯誤を重ねながら、徐々に自分なりのキャリア戦略を構築してきた私。
2009年からの1年間に体験した、あんな恐怖を二度と味わいたくない。
大好きなスポーツ現場から離れたくない。
その一心で、もがくように進んできました。
何とか「自分の戦い方」ができてきた2018年。
そこからありがたいことに、年収は一つの目標にしていた4桁を安定してクリアできるようになりましたが、気がつけば仕事を始めてから15年以上の月日が過ぎていました。
そのときにふと感じたんです。
「確かに自分の考えは浅はかだったかもしれない。…でも、トレーナー業に携わるどれだけの人が『自分らしいキャリア戦略』を築けているんだろう?」
このぐらいの時期から、私のもとには相談が増えてきていました。
その内容は専門分野ではなく、
ほぼこの4つに集約されていました。
「やっぱり、自分が試行錯誤の末、ようやく見つけた『自分の戦略』を見つけるのに苦労している人、多いんだなぁ…」
そう感じると同時に、
「これこそ、自分に求められていることなんだろうなぁ」
と腹落ちしたんです。
いわゆるコンサルティング、というと何だか薄っぺらい気がしますが、どっしりと腰を据えて行う個人相談をやってみよう、と思うようになりました。
1on1相談「弘田戦略相談室」の内容
「自分が何をしたいのか、何が強みか、どんな戦い方でキャリアを築いていくべきか」の方向性を持てるようになるための1on1の個人相談。『弘田戦略相談室』と名づけました。
通年相談、半年相談、1回相談の3コースから選んでいただきます。
こんな悩みを持つ人が対象です
参加に関してのお願い
弘田戦略相談室は、悩みを相談して選択肢を増やすことが目的ではなく、自ら行動をして主体性を持って「あなたの戦略」を獲得することが目的です。
「実践し、行動に移す覚悟」を持った方だけ お申込みください。
クライアントや選手、家族、そしてあなた自身のために本気で取り組む覚悟を持った人を、全力でサポートさせていただきます。
現在通年コースに4名、半年コースにて1名の方にご参加いただいています。
たくさんの方をフォローすることは難しいため、今回は限定3名の募集とさせていただきます。
サービス
正直、一回の相談で納得いただける結果を出すことは難しいです。具体的な悩みや最終判断がしたい、という状況でご相談いただけるケースは、60分での単発相談も必要だろう、ということで設定をしています。
転職や移籍、開業や収入など具体的事案を決定させるための有益な情報が欲しい、という方にはオススメ です。
自分の戦略の転換期を迎えている、実務経験のある中堅どころのキャリアの方に適したコース。月1回60分の個人相談で、ご自身が聞きたい具体的なことの課題改善を一緒に考えていきます。
また、 期間内には個人相談中の方限定のオンラインコンテンツをご利用いただけます!
じっくりと長期的視点で、自分の戦略を確立していきたい人向け。最もオススメのコースです。月1回60分の個人相談では、もちろんご自身の聞きたいこと、相談を行うのもいいですが、
1.原点・大局・本氣・徹底「原大本徹」スタディ提出
2.ストレングス・ファインダー2.0結果からタイプを考える
3.自分と他人の違いを知る「誰を選ぶ?」ワーク
4.あなたを取り巻くお金の状況ヒアリング
5.あなたを取り巻く家族との関係
上記テーマの課題を提出したり、一緒にワークに取り組んだりするカリキュラムも用意して います。
「結局何が自分の優先順位なんだっけ?」
「どんな状態が自分は幸福なんだろう」
「何なら自分は心身消耗することなく取り組める?」
「リアルにどれくらい収入を得なくちゃいけないんだっけ?」
あなただけの戦略は、上記のような本質的な問いかけがクリアになり、自分の働き方の戦術がイメージできて初めて具体化してくるもの。
戦略さえ決まってしまえば、やり方や手段を決めるのは難しくない。もちろんHOWやWhatに関する部分も、全力で相談に乗らせていただきます。
・60分相談/月1回 ・相談者限定コンテンツの利用
さらに、
・年間でおよそ3ヶ月に1回のペースで計画をしている弘田主催のセミナーに、期間内は何度でも無料参加することができます。 (2023年は4月末に、「フィールドトレーニングにおけるプログラム作成のリアル(仮題)」オンラインセミナーを実施する予定)
これまで弘田の個人相談を取ってくださった専門家の方々にも、紹介のコメントをいただけました。ぜひあなたの参考にしてみて下さい。
大塚健吾(おおつかけんご)さん
【当時所属先】プロバスケットボール レバンガ北海道S&Cコーチ
【有料相談を受けた動機】
弘田さんのツイッターやブログを拝見し、弘田さんが発信している言葉や文章に引っ掛かりました。
何に引っ掛かったんだろうと考えたときに、
・なぜこの仕事をしているのか?
・この仕事が誰の役に立つのか?
などS&Cの前に1人の人として大切なのは何か、がたくさん語られていました。
この人の話を聴いてみたいと率直に思ってコンサル依頼をしました。
【相談をして良かったこと】
専門的な内容やビジネス、その他もろもろ伺いました。
その中でも弘田さんが大切にしている哲学についての話も聞かせていただきました。同じ資格や肩書、仕事でも哲学や想いがまずは一番大切で、人が人に引き付けられるのはこうしたものだと改めて思えたことが良かったです。
【今後相談を検討している方へ】
私は受けてよかったと思いますし、聞かせていただいたことを今度は自分がどういう行動につなげていくかが非常に楽しみです。
南川哲人(みなみかわあきひと)さん
【当時所属先】釜石シーウェイブス(SW)RFC ヘッドS&Cコーチ
【有料相談を受けた動機】
最初の動機は、トップリーグの近鉄ライナーズの躍進に貢献された方であると伺っていたことと、ブログでの投稿記事をいつも参考にさせて頂いていたので、さらに深いお話をお伺いしたいと思いました。
実際に相談をして良かったことは、
1.所属チームの目指すべき方向性が明確になったこと(目の前の業務向上のヒント)
釜石SWはトップリーグの下部リーグに所属し、トップリーグ昇格を目指していたので、昇格に必要な体力レベルや、目標値に到達するための日々の取り組みについて、具体的な事例を踏まえた説明をして頂けたことと、所属チームの現状を踏まえた課題解決のヒントを頂けたことです。
2.自分自身の業務を客観的に評価して頂くことができたこと(自分自身の業務能力向上のヒント)
有料相談を受けた時は40代ですので、同業の方から自分の業務を評価してもらい、アドバイスを頂ける機会というのは、20代の頃と比べると非常に少なくなります。
弘田様は、様々な競技のトップレベルのS&Cの方々との交流も広いので、そういった観点から自分の業務についての長所や短所などを評価してもらえたことで、自分自身の業務能力を向上させるためのヒントを頂くことができました。
3.自分自身の今後のキャリア形成についてのヒントを頂くことができたこと(自分自身の継続的なキャリア形成のヒント)
20代の頃は、自分の可能性を信じて積極的なキャリア形成をしてきたように思いますが、年齢を重ねるごとにいつの間にか、消極的なものになっていたように思います。
コンサルティングを受けてみて、そういった実際の現実的な部分は一旦置いておいて、自分の適正を見つめ直し、業界の中での自分の適職の可能性がどこにあるのかを考えるきっかけになりました。
【今後相談を検討している方へ】
有料相談を受けるまでの間に、ブログはかなり参考にさせて頂いていました。
その内容からは仕事への熱量を非常に感じていたので、是非深いお話をお伺いしたいと思うと同時に、熱量に圧倒されるのではないかという思いもありましたが、実際にコンサルティングを受けて非常に贅沢な時間を過ごすことができました。
ブログでは、専門職としての業務能力向上のヒントだけでなく、そこに到達するまでの情報収集や仕事の獲得、仕事を続けていく過程で直面する様々な難題に対して乗り越えていくリアルな様子まで記されていますが、1対1の相談では、そこからさらに深いお話が聞くことができ、大変有り難かったです。
德田 晴宣(とくだはるのぶ)さん
【当時の所属先】JR東海硬式野球部(社会人野球チーム)
【有料相談を受けた動機】
当時、私は社会人野球チームのアスレティックトレーナーとして活動していました。
チームのトレーニングプログラムやフィットネスプログラムの作成に難渋しており、そのとき弘田さんのブログを拝見したことがきっかけでした。
直接お話を聞いてみたいと感じ、直接お電話したときに、「何を言うか、より誰が言うか。德田さん自身がどうあるべきか、を考えていけると本質的な課題の解決につながります。」という話をしていただきました。
希望していたスポーツ現場に行けたものの、トレーナーとしてのキャリアを今後どのように構築するべきか、漠然と不安を抱えていた私にとって、とても大きな一言でした。
目先の理論や知識だけではなく、今後のキャリアを作るうえで必要なお話を聞けると感じられたことが有料相談を依頼する決め手となりました。
【受講してよかったこと】
1. S&Cとしての長年の経験に基づくアドバイスや知見を聞けたことがとても良かったです。
チームスポーツでの指導経験が豊富にあり、時期によって考慮するべきことやプログラム作成のポイントなどを的確に教えていただきました。
2. 組織やチームの看板に頼らず生き残るために何が必要か、を教えていただきました。
目の前の業務をこなすだけではなく、自分自身が得た経験を今後のキャリアにどう生かすか、がとても重要です。戦略的にキャリアを構築し、自分自身で仕事を作ったり、働きかけたりする必要性を感じました
3. 弘田さんの有料相談を通じて、本質的な部分を言語化するきっかけを頂きました。
「なぜアスレティックトレーナーを志望したのか」
「現在の仕事を通じて何を叶えたいのか」
「家族と仕事とのバランスをどのように考えるのか」
といったことを深く思考する機会を頂き、活動の方向性を見定められたことがとてもよかったです。
「どうでもよくないけど、なんでもいいんだよ。北極星の位置を掴んで、目指す方向性に突き進めばきっと大丈夫だから。」とお伝えしてもらい、私の背中を後押ししてくれました。
【今後相談を検討している方に向けて】
過去の私と同じように、今後のトレーナー業に大きな不安を感じる方はぜひ前向きにご検討ください。
有料相談を通じて現状と今後やるべき課題が明確になり、未来を見据えた行動を日々実践できるようになるからです。
弘田さん自身が常に情報をアップデートしたり、日々の活動を振り返ったり、周りの同業者との関係性を深めたりしており、非常に勉強になります。
自分自身の活動に前向きな影響を与えてくれて、とても信頼できる方です。
相談が皆さまのキャリアにとって大きなきっかけになることを願っています。
皆さん、素敵なコメントをありがとうございます!
最後に
この個人相談を通して、あなたが「よし、この方向で実行していけば、自分は成長できるぞ!!」と確信できる。
もしご縁があれば、そんな未来を提供できるように、一人ひとりを全力でサポートしていきます。
皆さんのメールアドレス宛に「弘田戦略相談室」ご紹介のURLを載せたメールを送らせていただいています。
良かったらご検討下さい。
YUJI HIROTA
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