お恥ずかしい話ですが、過去に業務委託先から3度のクビ宣告を受けました。スポーツ現場を中心に21年目を迎えることができましたが、その都度、夜も眠れないような不安にさいなまれてきました。
トレーナー業が順調にできているときであっても、「いつ仕事がなくなるのだろうか?」、「ずっとこんな働き方しなきゃいけないの?」という葛藤は常について回っていました。…私はこの状態を何とか脱却したかったんです。
・ビジネス書籍
・マーケティングセミナー
・SNS運用勉強会
・他業種の著名人のコンサルティング
2010年ごろから、片っぱしから時間とお金を使って、苦手だった専門分野以外の勉強に取り掛かりました。そこから12年。
ずいぶんと時間はかかりましたが、
・未経験だった他競技での現場仕事の獲得
・生活に不安を感じる必要のない経済的自由
・アドバイザー契約を含む、時間拘束の少ない複業の働き方
・家族との時間を過ごせつつ大好きなスポーツ現場に携わる
・SNS総フォロワー10,000人越え
・一般書籍を含む2冊の著書を出版
これらを叶えることができました。運も味方してくれましたが、私に特別な才能があったわけではありません。
自分のやりたいこと、生き方を言語化できて、強みを知る。そこから逆算した戦術を立てて、戦術に沿った戦略を立てる。この一本化さえできれば、誰でも再現可能な結果なんです。
長くスポーツ現場に携わってきて、
夢や憧れでキラキラした瞳で飛び込んできた人たちが、どんどん利用され、傷つき疲弊しドロップ・アウトしていく様を目の当たりにしてきました。
何とかして「好きの搾取」されるトレーナー業の人を失くしたい。そんな思いから2018年ごろから情報発信に力を入れています。
そもそも、スポーツに関わるからといって「人生を賭けて」とか「時間の大半を捧げて」とイコールではありません。もちろんそうしても構いませんが、
こんな考えもまた素敵ですよね。
あなたは、大好きなスポーツとどんな関わり方をしていきたいですか?どんな働き方を「選んで」いきますか?
結婚相談所にやってくる独身の方。
実は最後まで残ってしまう方は、容姿も性格も収入も全て平均的以上。
なぜ残ってしまうのかというと、「決断すべき確たる自分の考えや方針がないから」。
もしかしたら、もっとステキな相手、いい条件があるんじゃないの??
そう思って決められない。
…何だか仕事やキャリアにも当てはまりそうなお話ですよね。
遠い遠い時代、古代ローマの哲学者、セネカは
「自分がどこにいきたいのかわからない人には、追い風は吹かない」
という言葉を残しています。
…これまた深いです。
確かに「自分がどういう人生を歩んでいきたいのか」、「そのためにはどんなふうに働いていきたいのか」。
結局どこへ向かうのか、という方向性がわからないと、何も決められませんよね。
あなたの北極星はなんでしょうか?
新型コロナウイルスの影響で、スポーツを取り巻く環境は加速度的に変わってきています。
企業スポーツの相次ぐ撤退。伝統のあるスポーツチームの廃部。めまぐるしいほどのオーナー交代。ネガティブなニュースが連日報道されています。
一方で、地方を活性化し官民共同となってスポーツ施設を運営する動きが出ていたり、スポーツ庁が中心となりスタジアムの「モデル施設」認定から収益化を進めるような、新しい取り組みも多くなりました。
自分の関わる職場や人間関係だけでは、日々流れていく情報の中から必要なものを取り出し、アップデートしていくのは難しいもの。
現場の肌感覚を含めて、そういった情報を共有できたら重宝しますよね。
いろんな課題を挙げてきましたが、そんな問題解決に役立つ濃い情報を発信できないか。そう考えて行っているのが、無料メールマガジンです。
ありがたいことに300人を超えるトレーナー関連業の方にご登録いただいています。最初は1週間、下記の内容についてプチセミナーをお伝えしています。
私自身、まだまだ現役でスポーツ現場に関わっていますし、失敗もたくさんあります。週1回、日曜日17時からは、私の現在進行形での試行錯誤から気づいたことをお伝えしています。
先を走るベテランの取り組みや工夫を通して、一種の疑似体験をしてもらいたい。そんな感覚で毎週書いています。完全無料ですので、ぜひ登録をして参考にして下さいね。