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そんなに生真面目に考えるとしんどい?それでも「思い込みと刷り込み」に騙されない生き方がしたいなら

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今回はただただ真面目に最近思っていることを書くブログ記事。

お時間あるようならお付き合いください!

 

インフルエンザ予防接種ってまるで免罪符のようなもの

11月初旬。所属するチーム恒例の集団インフルエンザ予防接種を受けてきました。…見かけによらず免疫系が弱い私。2年に1回の割合でインフルエンザも発症します。

そんなわけで予防接種を受けない、ということはチームスポーツに関わる以上難しいんです。

…ただ昨今のインフルエンザ予防接種の効果には依然疑わしい部分がありますよね。副作用の可能性を考えると決して「当たり前に行うべきこと」ではないこと。

ただ今の状況ではある種、予防接種が「免罪符」のような位置づけ。予防接種もしたのにかかってしまったのだから仕方がないよね、みたいな。

これ、どうなのかなぁ…と矛盾は感じつつ、今年も左の上腕三頭筋(二の腕)あたりに注射されました。

社会の一員として生きているな、と何となく悔しい気がいつもします。…考えすぎかもしれないし自己責任で受けない、というのもアリなんでしょうが。

 

思い込みと刷り込みがあると自覚せよ

最近頻繁に思うことの一つに、「知っていると思うな、無意識化で『常識』として刷り込まれることを意識しろ!」という思い。

…あ、これ知ってる。

そう思った瞬間に思考回路ってシャットダウンしてしまいます。もはや新しく加えられた見地も修正点も否定する材料になるだけ。

その方が楽だからです。

前述したインフルエンザの予防接種も、例えばカロリーに偏重した栄養学も、一度私の頭の中に「正しい知識」として入ったことによって深く考える、ということが難しくなっているのでしょう。

先日参加したセミナーでは、ゴールデンエイジ理論の矛盾という内容を聞きました。この話をライブで聞くのは4回目。それでもいつも違う気付きがあります。

今回感じた事は「スキャモンさん、ごめんなさい」という思い。

1900年代の解剖学博士であったスキャモンは何万単位の遺体解剖から人の神経系の発達がどの臓器においても発育の初期段階、12~13歳程度まで急激に進みそこがピークである、ということを突き止めました。

彼が概念として発表したスキャモンの発育曲線はそのことをシンプルに表しただけのもの、ということです。

運動における技術習得はこの時期までに済ませておけよ!みたいなことは一言も言っていない。そもそも彼はスポーツ科学の専門家ではなかったわけですから。

初めてスキャモンの名前を聞いたのはたぶん中学校の保健体育。

先日も中2の娘が「お父さん、テスト範囲に入ってるんだけどスキャモンの成長曲線(小俣さんが聞いたら発育曲線だ!と訂正されるでしょう)って有名なんでしょ?」と聞いてきました。

ああ、悪気はなくてもこりゃあ日本全体で体育として間違った刷り込みがされているんだろうなぁと怖くなりました。

学校で習ったから、教科書に書いてあったから、偉い学者さんがそう言ったから。

そんな理由で「俺知ってる!」となるのはよくよく考えればとっても安直。きちんとした理解で頭の中に入れるべきなんですよね。

「これが現段階で世間的に言われている最もマジョリティの高い解釈なのだ」という風に。

 

生真面目なだけでなく正解を探す思考だとしんどくなる

そんなに生真面目に考えていると苦しくない?

…妻からですらそんなことを言われることがある私。変人であることは間違いないようなので(笑)、苦しいと感じることはありません。

しかし深く思考したい傾向にある人間が「正解を求めだす」と途端に苦しくなるのは本能的にわかっているつもり。

だからそんな思考に陥らないように気をつけています。

そのうえで、
「流されるな、刷り込みは必ずある」、「わかったと思うな、わかったとしたら必ずもっと本質的なわからないことがわかるようになるから

そんな風に考えています。

そんな思いを常に持つことと、「何が正解なんだろう、必ず正しいことがあるはずだ。見つけたい」と考えることは根本的に違うはず。

大事なことは物事の真ん中寄り、本質はどこにあるかを考えることそのもの。

どこかで聞いたことの受け売りではなく、自分解として咀嚼できたり発信することができれば。

それが世間で言われていることと全く同じでも「弘田雄士という生きた人間の発した色のついた考え」になるのだと思っています。

新サイトのタイトルに込めた想い

新サイトのタイトルは「Be」にしました。Let it beからインスピレーションを広げたbe。

そこに存在する、在るという日本語にはない意味を持つ動詞であり、the best of bettersという勝手に作った造語の頭文字としてもつけたもの。

自分らしくありのまま。それでも自分なりの方向性を持ったメッセージや在り方を感じてもらえるような人生になるように。

その過程を楽しみながら、真面目に歩みを進めていきたいなぁ。

 

まとめ

・インフルエンザ予防接種は正直受けたくない

・スキャモンさんに謝罪したい

・正解思考に陥らず「無知の知」を常に忘れない

・半ば独り言のようなブログになっちゃった

 

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。
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