差別化できる!フィールドトレーニングを深掘りせよ

フィールドトレーニングへの苦手意識

コンディショニングコーチ、スポーツトレーナーの弘田雄士(ひろたゆうじ)です。

スポーツ現場にて単年契約を重ねてきて、21年目を迎えることができました。

いきなりですが、質問をさせて下さい。

スポーツ現場で10年以上活動しているトレーナーやストレングス&コンディショニングコーチ。彼らが一様に、苦手意識を持っている分野が何か、ご存知ですか?

それがフィットネス向上を目的としたフィールドトレーニングなんです。

意外に感じる方もいるかも知れませんね。

それではその証拠に、巷にあふれるセミナーやコンテンツ、チェックしたものを思い出してみて下さい。

・野球に特化したトレーニングプログラム作成
・膝障害から復帰するための実践的アスレティックリハビリテーション
・動作パターンから考える効果的なトレーニング…

さまざまなテーマやタイトルが出てきますよね?

でもその中に、「フィールドトレーニング」や「競技スポーツにおけるフィットネスプログラム」といったものは含まれていないはずです。

 

実は情報が圧倒的に不足してる分野

理由は簡単です。

過去からの研究や経験を通して、比較的「正解」に近いものを獲得できるウエイトトレーニングやアスレティックリハビリテーションに比べて、フィールドトレーニングの組み立て方は、正しい情報量が圧倒的に不足しているからです。

だから何となく経験則や、誰かのやっていたものを参考に手探りで提供してしまう。

自分なりの修正や工夫はしてみるものの、原理原則に基づいたものがないから、キャリアを積み重ねても何となく芯のあるプログラムを提案できない。

結果的に、無意識に「何となくフィールドプログラムってピンとこないんだよなぁ…」という専門家が増えていく。

自信がないものをテーマに情報提供することは、プロとしては難しい。

そんなわけで、未だにフィットネスプログラムに関するコンテンツやセミナーはほとんどないわけです。

でも、ランニングやフィットネスを全く行わない競技なんてありませんよね?

どんなレベルや世代、競技においても、フィールドプログラムを作成するための基本を知っておくことは必須なはずです。

 

指導歴20年超えで身につけたフレームワーク

改めて自己紹介をさせてください。

私はプロ野球千葉ロッテマリーンズでのコンディショニング・コーディネーターからキャリアをスタートさせました。

社会人ラグビー最高峰のリーグワン所属2チームでコンディショニングコーチを務め、現在は社会人野球チームや、大学の男女サッカー部、アメリカンフットボール部のS&Cディレクターとしても活動しています。

情報や研究結果が多いウエイトトレーニングに比べて、圧倒的に情報量や「本質的なプログラム作成の手順」についてブラックボックス化されているフィールドトレーニング。

四苦八苦しつつも、さまざまなスポーツ競技と関わる中で、どんなスポーツや世代であっても応用可能である、実践的な考え方や組み立て方を構築することができるようになりました。

 

40人以上購入した有料記事が発端

今回、なかなかマニアックな「実践的なフィールドトレーニングを作成するための考え方やコツ」をテーマにしたのには理由があります。

2022年12月、noteに600円の有料記事として「フィールドトレーニングは3つの要素で考えよう」をアップしました。

もともとは質問に答える形で、stand.fmという音声配信チャンネルでお答えしたものを文字起こししたもの。

「役には立つ内容だけど、皆が興味あるわけじゃない内容。有料記事として、興味ある人にだけ読んでもらえたらいいかな」

軽い気持ちで更新したんです。

…ところが。

600円のこの記事が、飛ぶように売れたんです。

1ヶ月で50名近い方が購入してくださり、この反応のお陰で気がついたんです。

「トレーニング指導者やトレーナーで、フィールドトレーニングの組み立て方に悩んでる人、試行錯誤しつつ迷っている人は思っている以上にいるんだな…」

曲がりなりにも指導歴20年以上、アスリートスポーツ現場で、堅実に結果を出してこられた私を支えてくれている、フィールドトレーニングプログラムの組み立てのコツ。

これらを、自分自身のフレームワークとして思考整理をしつつ、押さえているポイントを一つずつ共有してみよう。

多くの人の役に立てそうなイメージが湧いてきて、時間をかけて資料をまとめました。

 

セミナーでお伝えする概要

オンラインで実施する「実践的フィットネストレーニング~プログラム作成の勘どころ~」の流れは以下のとおりです。

・競技スポーツにおける「練習総量」という考え方を持とう

・トレーニング部門における3大アプローチ要素とは

・前提としての「技術練習との7ルール」

・前提としての「ウエイトとフィールドトレーニングとの3大ルール」

・ウォーミングアップの知られざる大きな役割

・総量を把握するために押さえておくべき2つの知識

・現場で「生きたデータ」にするための一工夫とは

・RPE(主観的疲労度)のリアルな活用法

・弘田オススメの二軸での総量管理と2つの概念

・フィットネスプログラムの基本となる3つの項目

・目的のための手段としてのフィットネステスト

・具体的フィットネスプログラムに落とし込むために必要な情報

・こんな思考に陥るな

・質疑応答

想定している受講対象者

マニアックなテーマのセミナーですが、想定する対象者は

・フィットネスプログラム作成に悩むトレーニング指導者

・アスリハでのランボリュームや考え方に悩んでいるPTやアスレティックトレーナー

・トレーナーとして現場に赴きランニング提供の原理原則に悩む柔道整復師や鍼灸師

・トレーナーがいない現場でのフィットネスメニューに悩むコーチ

・スポーツ指導者を目指す学生

・今の自分が提供しているプログラムを更に良くしたい指導者や専門家

・自分で試行錯誤してフィットネスメニューを実践するアスリート本人

などです。

ただし一つ注意していただきたい点があります。

このセミナーの内容は、

「スピードをアップさせたいけど、このプログラム通りやればいい!」

「とにかく単調になりがちな、ランニングプログラムのネタをたくさん教えてもらえるかも!」

といった、安直な期待にお応えするようなものではありません。

各々のスポーツ現場の監督やコーチの要望や、練習強度、練習頻度や実施できる環境など。

これらを踏まえて、「パズルのピースを埋めていくように」目的に応じた正しい手段として、フィットネスプログラムを考えるサポートになるものです。

やり方やバリエーションだけでもいいから、簡単に教えてよ!という方のご期待には応えられないと思います。

申し訳ありませんが、そういった期待を抱いている方は受講はお控えください。

どんな世代や競技スポーツであっても、王道としてシンプルに効果の期待できるフィットネスプログラムを提供できるようになる。

そんなフレームワークを獲得することを期待して受講して下さる方には、間違いなく満足していただけるはずです。

 

セミナー情報

【セミナー日程・価格】

2023年4月15日土曜日
20時~22時00分(1週間アーカイブ視聴可能)

【本セミナー価格】¥9,900(税込)

【定員】40名 60名(増員しました)

【参加URL】参加者に開始時間までにメールで連絡(Zoom使用)

練習総量という考え方や「生きたデータ」として活用するための一工夫などは世界中、どこの専門書を見ても載っていないはずです。

20年以上、スポーツ現場で頭から煙を出しながら、仮説検証を繰り返してきた私が考え出した「シンプルだけど超効果的な知恵」です。

今まで体系立てて、フィットネスプログラムに関して私のフレームワークを紹介したことはありません。

専門家の20年の叡智を共有できるのは、今後のあなたのキャリアに大きく役立つはずです。

今すぐこのセミナーに申し込む!!

【受講における注意事項】
・ 回線やハードウェアなど、お客様の環境の問題で試聴できなかった時のご返金は受け付けておりません。1週間アーカイブ動画を残し視聴できるようにいたします。
・ PowerPointを画面共有して進行しますが、お客様のディスプレイによっては、小さい文字などが見にくくなることが想定されますが、ご了承ください。
・ セミナー中は基本、音声OFFでのご協力お願い致します。

【早期申込み特典として】(終了いたしました)

いち早くお申し込みいただいた方20名には、野球選手によく提供するフィットネスプログラム7パターンを紹介したPDF資料をプレゼントいたします。

特段変わったものはありませんが、大幅な準備がなく実施できて効果があるバリエーションです。

野球現場以外でも、考え方の応用はできるのでぜひご活用下さい。


【よくある質問】

蛇足かもしれませんが、セミナー受講に関してよくある質問も掲載しておきます。
不安がある方はぜひ参考にしてみて下さい。

Q.日時の都合がつかず当日参加ができません。アーカイブ視聴はできますか?

A.今回のセミナーは1週間限定ですが、アーカイブ視聴できるようにいたしますので、ぜひご参加下さい。


Q.トレーナー業とは関わりがないのですが、指導者として本セミナーに興味があります。受講してもいいでしょうか?

A.フィールドトレーニングの原理原則は、教員や保護者、スポーツ指導者にとっても、間違いなく有益なものです。総量や強度に関する概念は少し専門的になってしまいますが、ご理解していただいた上での受講は大歓迎です。

Q.学割などはありませんか?

A.申し訳ありませんが、用意していません。学生にとって決して安価なセミナーではありませんが、高い意識を持ち受講内容を回収するぞ!という方に受講をしていただきたいです。

【最後に】

セミナー当日まで、推敲をして1%でも内容の濃いものを提供させていただきます。

一生もののスキルに興味がある方は、ぜひご参加下さい。

オンラインではありますが、ご縁のできたあなたにお会いできること、楽しみにしています。

フィールドトレーニングセミナー申込み

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YUJI HIROTA

アスリートスポーツの現場をメインに活動するトレーニング・コンディショニングの専門家。「コンディショニングコーチ」ですがスポーツトレーナーといった方がわかりやすいのかも。実は鍼灸師でもあります。